投稿者: mizu63212

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑧(教習資格認定証の交付)

    10月18日ついに警察から教習資格認定証交付の準備ができましたと連絡がありました。

    8月21日に申請を行なってから2ヶ月近く経ってしまってます。当初は1ヶ月ほどかかると聞いていたのでかなり待ちました。

    翌日、教習資格認定証を交付してもらいました。

    特に持ち物はあ必要ありませんでした。

    いざ、教習射撃といきたいところなんですが教習資格認定証交付後、教習射撃を行うまでに以下の段取りが必要になります。

    ①射撃教習の日程を決める(この時、教習で使用する実包の名称と数量確認

    ②猟銃用火薬類等譲受許可証の交付手数料2,400円

    ①射撃教習の日程を決める

    これは②の猟銃用火薬類等譲受許可証の交付申請の際にも必要なことなので射撃場に連絡を取りましょう。

    日程を決めると同時に教習で使用する実包の名称と数量も確認しましょう。これも②猟銃用火薬類等譲受許可証の交付申請の際に必要な情報です。

    電話で確認すると毎週木曜日が射撃教習の日で予約が必要なので1週間前までに連絡してほしいとのことで、11月7日が射撃教習の日に決まりました。

    この時点で狩猟解禁日が迫っていることから、この後の銃の許可等のことを考えると11月15日の狩猟解禁日初日からの狩猟には間に合わないんだろうなと思います。

    ②猟銃用火薬類等譲受許可証の交付

    警察署で猟銃用火薬類等譲受許可申請書に必要な情報の記入し、手数料として2,400円(県証紙)を納めます。

    射撃教習予約の際に聞いた日程、場所、射撃に使用する実包の名称、数量等を記載します。

    教習資格認定証の交付後すぐに、警察署の駐車場で射撃教習の日を決めて警察署に戻り、すぐ猟銃用火薬類等譲受許可証申請を行いました。

    日程は11月7日、射撃に使用する実包名称は12番、数量は300個で申請しました。

    許可証の有効期間はその期間を過ぎると新たに申請し直し、手数料も払わなければなりません。

    有効期間は教習資格認定証に合わせておくことで体調不良等で射撃教習が延期になったとしても新たに申請し直す必要がなくなるということで受付を担当してくださった方が配慮してくれました。

    申請に係る所要時間は30分ほどかかりました。

    無事に猟銃用火薬類等譲受許可証が交付され次は射撃教習です。

    次回、猟銃所持・狩猟までの道のり⑨(射撃教習)

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑩(猟銃の所持許可申請)

    射撃教習を終えそのまま警察署に銃砲所持許可申請書を提出しに行きますが私の場合、銃砲店の店主が必要書類をあらかた作成してくれました。。

    射撃教習で使用した猟銃用火薬類譲受許可証は射撃教習用の許可証なので警察署に返納します。

    私の場合は、銃砲店があらかた書類を作成し準備してくれました。

    申請書等

    ・銃砲所持許可申請書

    ・銃砲の使用計画書

    ・手数料(10,500円 県証紙)

    ・近辺調査用書類

       ・・・自分で準備していないので多分これだけ必要だと思う・・・

    銃砲所持許可申請書は教習終了証明書の情報や銃の種類、型式、全長、銃身長や用途などを記載していきます。銃の長さの測り方には決まりがあるので銃砲店の方にしてもらうことがいいですね。

    銃砲の使用計画書は1年間の使用計画を記載するもので具体的に使用する場所、弾の消費量等を記載します。これも、銃砲店の方に警察署の審査が通るように計画書を作成してもらいました。

    手数料は銃一丁につき支払うもので二丁目からは少し安くなるみたいです。

    そしてまた近辺調査の書類を提出。審査中に連絡する可能性があるとのこと。

    そしてなんと銃砲所持にかかる一次面接があるという…

    教習資格認定申請の時にやりましたやん!!

    一応時間は3時間くらい空けて下さいとのことで夕方くらいから受付をしに行った私は後日にして下さいと言ってその日は引き下がりました。

    そして、面接を受けに行くと1時間もかからず終わりました。

    内容は「猟銃所持・狩猟までの道のり③(教習資格認定申請)」のような内容でした。

    改めてなぜ銃を所持したいか、どこで銃を保管するのか、射撃練習の予定などをメインに聞かれました。

    そういえば射撃教習時に再講習を受けに来ていたおじさんが面接に3時間かかったって言っていたことを思い出しました。

    警察官に聞くと3時間かかる人はかかるということで人間性や銃の使用計画に具体性がある等を見極めて聴取しているとのこと。

    私は信用されているのだなと感じました。

    とは言いつつも許可証を発行するまでには40日ほどかかるみたいです。

    クリスマスやん・・・

    今年中に猟は厳しいなと思いながら気長に待つことにしました。

    次回は、『猟銃所持・狩猟までの道のり11(銃砲所持許可証をついに交付)』について書きます

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑨(射撃教習)

    11月7日。狩猟解禁日も間近です。

    この後の銃の許可を含めるともう確実に狩猟解禁日には間に合わない(泣)

    とにかく最速で猟に出れるようにしなければ・・・

    射撃教習で必要なもの

    ・教習所資格認定書

    ・猟銃用火薬類譲受許可証

    ・34,000円(テキスト代、弾含む)

     服装は動きやすい服装とスニーカー

    8時30分に射撃場に着き、30分ほどテキストによる講義を受けました。

    その後、1時間ほど更新で講習会と技能講習を受けに来た人が6人来たのでそれが終わるまで待機していました。

    所持許可の更新は3回目の誕生日ごとに更新を受けなければならないので、更新に来ていた人は銃を所持してから3年以上経った人が来ていることになります。

    先輩の講習の様子を見ていましたが、銃の分解、組み立て等、結構忘れている方が多く見受けられ初心者の自分が見ていても危なっかしい人がちらほらいました。技能講習ではトラップ射撃をしていましたがこれも上手い下手がはっきり分かれていました。このことから更新ごとの講習会、技能講習って必要だなと感じました。

    更新組が帰ると初心者教習の続きです。

    ※射撃場備えの上下二連銃を使用

    基本的な銃の取扱

    ・銃を持ってくる

    ・銃の分解・組み立て・点検

    ・装填・射撃姿勢・射撃・排莢

    ・銃を持って移動

    ・銃をやってくる

    基本的な銃の取り扱いは狩猟免許の時とほぼ同じ、むしろ受け渡し、団体行動、銃を置く等が省かれているので簡単でした。

    次に実際に実弾を込めて射撃となります。

    射撃

    トラップorスキート

    トラップは25発中2発以上命中させれば合格

    スキートは25発中3発以上命中させれば合格(筆者はこれ)

    まず静止した標的を打って練習するのかと思いきやいきなり本番。

    訳もわからず最初から飛び回る標的を打たなければなりません。隣に指導者がついて1発1発フォームや狙いなどの注意点を教えてくれます。

    1回目の練習は25発中8発命中。初めてでも合格レベル。

    2回目の練習は25発中11発命中。これも合格レベル。よっぽどのことがない限り落ちないとみた。

    ただ、狙っているのに当たらない、弾道が早すぎて見えないのでかなり感覚で撃ってる感じです。今後はかなり練習しないとなぁと感じます。

    というわけで本番です。

    基本的な銃の取扱と射撃です。

    銃の取扱は難なくクリアし、射撃は25発中10発。

    無事に合格しました

    次回、猟銃所持・狩猟までの道のり⑩(猟銃の所持許可申請)

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑦(第一種猟銃 合格発表・通知)

    9月5日に終えた狩猟免許試験の合格発表は2週間後の9月19日の午後12時に県のホームページにてありました。

    ホームページを見ると

    『令和6年度第3回狩猟免許試験(令和6年9月5日実施)の試験結果については、以下の合格者受験番号一覧をご覧ください。』

    PDFをクリックし合格者受験番号一覧を確認する・・・

    ・・・自分の受験番号が・・・ない!!!???  オワタ

    ん?

    よく確認するとPDFの中身は『・・・第2回狩猟免許試験(令和6年8月4日実施)・・・」

    前回の中身やんけ!!あぶねぇ!!県の職員さん!ちゃんとしてぇ〜!

    少し時間を空けるとPDFデータの更新もされていて

    無事に合格することができました。

    今回全体で43/51人受かってました(網猟、わな猟、第一種・二種猟銃)。8割以上。

    第一種猟銃は16人試験を受け、知識試験で2人落ち、適正試験、技能試験で2人落ち、12人受かっていました。

    今回は7割以上合格でした。

    郵送での合格通知が正式発表ということで、約1週間後の9月27日に郵送通知が来ました。

    狩猟免状の交付は10月2日〜9日の1週間で本人確認できるものを持参し、管轄農林総合事務所の窓口で交付されるそうです。

    そして、10月2日、農林総合事務所で狩猟免状交付されました。

    交付の際に必要なのは、運転免許証などの本人が確認できるもののみです。

    免状というから、名刺サイズのもので発行されると思いきやA4用紙サイズのもので発行されました。

    これなら確かに狩猟の際に狩猟免状の携帯が必要ないのも納得できました。

    免状の有効期限は3回目の誕生日がくる年の9月14日までとなります。筆者は令和6年に免状を取得し有効期間は令和9年9月14日まで

    次回は『猟銃所持・狩猟までの道のり⑧(教習資格認定証の交付)についてです。

    とにかく銃の所持をしないと狩猟免許を取っても狩猟に行けません。

    警察署の方、早く教習資格を与えてください…。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑥(第一種猟銃 狩猟免許試験)

    <目標>

    知識試験・適正試験・技能試験に合格

    9月5日(木)試験当日

    受付 9:30〜9:50

    知識試験 10:00〜11:30 (1:30)試験後30間は退室不可

    三肢択一式の30問で7割正答で合格

    ここは確実に合格したいので読み間違いがないか確認したく試験問題を2周しました。

    2周目途中ふと横目で周りを見ると誰もいなくなっていることに気づき、気まずくなったので退室しました。

    知識試験結果発表 12:45〜13:00

    試験室前の廊下に貼り出された紙には、無事に試験番号がありました。

    この段階で45/51人の人が合格していました。

    本当に9割受かってました。めちゃくちゃ簡単な問題だとは思わなかったので、みんなそれなりに勉強して試験に臨んでいるのだと思いました。

    適正試験 13:10〜13:50

    ここでは①視力②運動能力③聴力の適性検査が行われました。

    視力検査は中央のランドルト環を円で囲むように1〜8の数字が順に並んでいる装置があります。そのランドルト環の空いた部分を示した数字を言い当てるというものでした。片目を2回づつ、両目で2回(ランドルト環が小さめ)言い当てます。

    ランドルト環・・・健康診断の視力検査に出てくる「C」のことです。

    運動能力検査は前に出てくる試験官の動きを真似するというもので、首から足まで正常に動くかを確かめるような試験内容でした。これは四肢に不自由なく日常生活できる人は楽々できるものです。

    聴力検査は一度受験者全員の受験票を試験官が集めて、名前を呼ぶので取りにきてくださいという内容でした。

    一瞬何の試験か分からなくなりましたが試験官の呼び出しに応答できないということは聴力に難ありと判断する検査内容でした。会場のみなさんも少し笑っていました。

    技能試験(鳥獣判別) 13:50〜14:30

    この試験は映し出された鳥獣が狩猟鳥獣か否かを判断し、狩猟鳥獣についてはその名前も記入するという試験で全部で16問ありました。私の回答が全て合っていたとしたら12/16は狩猟鳥獣でその名前も記載することとなり他の4問は非狩猟鳥獣となり×を記載しました(自信はあります)。

    技能試験(猟具の取扱・距離の目測)14:40〜17:00

    第一種猟銃の猟具取扱については猟銃と空気銃それぞれについて試験します。

    猟銃については水平二連式散弾銃、空気銃についてはポンプ式で試験事前講習どおりでした。

    試験事前講習会の講師が本当に試験官をしていて、私については緊張することもなくノーミスでクリアできたと思います(自信はあります)。

    隣で猟銃の分解・組み立てにひどく苦労していた方がいて、模擬銃でも当たり外れがあるんだろうなと思いながら次の行動について頭をフル回転させていました。

    その後、距離の目測については10m、30m、300mの3つについて答えて試験終了しました。

    技能試験は4人1組で行っていて、一番最初の組だったので15時には試験会場を後にしていました。

    後半の組は17時近くまで待機していたことを考えると、かなり待ち時間があったのかと思います。

    自信はかなりあります。無事合格できるのでしょうか。

    次回は『猟銃所持・狩猟までの道のり⑦(第一種猟銃 合格発表・通知)についてです。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり⑤(第一種猟銃 狩猟免許試験事前講習会)

    試験事前講習会について受けるべきか否かと言われたら受けるべきです。

    1番の理由として・・・

    実技試験は各都道府県で内容が違い試験事前講習会を受けた内容をしっかりできればクリアできるからです。

    私の住む県の場合は!!!

    8月31日(土)試験日まであと5日

    3週間ほど前から事前勉強してきたが残り5日前に事前講習会?と疑問を持ちながら講習会を受けに行きました。

    受付 9:30〜

    受付をしテキストを購入して会場に入る

    テキスト代 「狩猟読本」1,800円、「例題集」1,800円  計3,600円

    座学講習 10:00〜

    座学講習といいながら内容は当日の試験の流れを説明するのみ。

    講師は県に委託された猟友会の人でした。

    例題集を必ず一周以上やってください。筆記試験に落ちる人は稀です。似たような問題が出るのでしっかりやってくださいとのことでした。

    鳥獣判別は狩猟読本に描かれた鳥獣の絵が出されると説明を受けました。

    なかなか雑な座学講習だなと思いましたがコロナ前はしっかりやっていたそうです。

    実技講習 11:00〜16:00ごろ(12:00から1時間休憩)

    ここからは他の種類の免許受講者(網猟・わな猟・第一種、第二種猟銃)と分かれて実技講習を行いました。

    使用した模擬銃は水平二連式散弾銃、空気銃はポンプ式

    実技試験の項目は①銃の点検②銃の操作③団体行動での銃の携帯④銃の受け渡し⑤休憩時の操作です。

    細かいことは書きませんが、一つ一つの動作に関してしっかり呼称する方が試験官に好印象を持たれるそうです。

    本番当日の試験官も実技講習で講師となって頂いた方が担当されるそうです。

    完全に憶測ですが事前講習を通して、多少なりとも将来一緒に狩猟するのに適した人材を見極めているようでした。

    若手狩猟者が少ない中、狩猟免許を受けてくれる人は重宝する存在なのが現状です。

    試験も優しく取りやすい時代でもあるかと思いますが慢心せずに勉強していきたいと思いました。(まだ受かってもいないが)

    次回は、『猟銃所持・狩猟までの道のり⑥(第一種猟銃 狩猟免許試験)』についてです。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり③(教習資格認定申請)

    初心者講習の試験を無事に終え、次のステップへ

    教習資格認定証は実際に教習所で銃の取り扱いを練習するために必要なもので、住所地を管轄する警察署に申請し発行されます。

    教習資格認定証をもらうには以下の書類等を準備して一次面接調査を受けて審査(1ヶ月程度)を受けてからになります。

    <必要書類等>

    ① 教習資格認定申請書

    ② 診断書

    ③ 同居親族書

    ④ 経歴書(過去10年の職歴、住所歴 )

    ⑤ 写真(縦3.0mm×横2.4mm)

    ⑥ 身分証明書 ・・・ 本籍地の市町村で発行してもらえます。

    ⑦ 住民票

    ⑧ 講習修了証明書

    ⑨ 手数料 8,900円(県証紙)

    <一次面接調査>

    ・書類を提出した後、担当警察官から面接を受けます(所要時間1時間程度)

    ・近辺調査(後日、自分以外の家族・友人・職場の上司、同僚等が直接又は電話で聞き取り調査があります)

    8月9日(金)、初心者講習会後すぐに必要書類等を準備しようと試みました。なんせ提出物が多い。

    少し準備に苦労した書類等について紹介します。

    ②診断書

    時期がお盆前だということもあり、病院がお休みしているということで準備が遅れました。後に掲載予定の第一種猟銃の狩猟免許申請時にも必要ということで、2枚まとめて診断書を書いてもらうことになりました。

    <診断書を書いてもらう医師>

    ⑴精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第18条第1項に規定する精神保健指定医

    ⑵基本的に精神科、心療内科、神経内科等の精神障害の診断または治療に従事して2年以上の経験を有する医師

    ⑶診断を受けた者の状況について、当該診断書の作成日より1回以上精神的な又は身体的な状況について診断したことがある医師

    精神的な面で異常がないということを証明するための診断書なので精神科等の医師の診断が必要かと思いきやそうでもないということを初めて知りました。

    ⑶に記載する身体的な状況について一回以上診断したことがあるかかりつけ医等でも診断書を書いてもらえるということです。つまり、風邪等の病気について診断を受けたことがあればOK

    ただ、そういう診断書を書いたことがないから書けないという病院についてもあるそうなので前もって電話で確認する必要があります。

    値段は1枚2,200円でした。

    大きな病院の精神科で初診で書いてもらう場合、値段は1万円前後と高額になるそうなので、かかりつけ医に診断書を書いてもらうことをお勧めします。

    ④経歴書

    過去10年の職歴(期間・勤務先・職務内容)と住所歴(期間・住所)を記載します。

    住所歴について、私が引っ越し族で少し特殊なのですが、過去10年の住所地が4ヶ所あり、いつからいつまで住んでいたかを年月で記載する必要があるため、調べるのに苦労しました。

    ⑤写真

    初心者講習会申込みする際の写真とサイズが違うので証明写真をまとめて買うときに、サイズが偏らないように購入したら良いと思います。

    以上、申請に関して少し苦労したことを書かせていただきました。

    あと、記入書類については、本籍を記載する書類が多々ありましたので、現住所と本籍が違う場合はあらかじめ調べておくとスムーズだと思います。

    一次面接調査についてです。

    私はてっきり書類を提出しさえすれば教習資格認定書を頂けるものかと思っていました。

    書類提出後、一次面接調査を受けることとなりました。

    面接内容はだいたい以下のとおりで色々聞かれすぎて全部は覚えていません

    ・銃を所持する理由(狩猟・有害鳥獣駆除・標的射撃・年少射撃資格者の指導 これ以外は認められない)

    ・どの種類の銃を持ちたい(初心者はライフル銃を所持できません。)

    ・射撃練習は月何回する予定か(多ければ高評価)

    ・銃、銃弾はどこで管理する予定か

    ・家族は理解しているか

    ・借金はあるか

    ・お酒を飲むか、酔ったらどうなるか 

    ・自分はどのような性格か etc…

    いざ銃を所持してみないと想像できないような質問、例えば「射撃練習は月何回する予定」は最初の方は濁して回答していましたが、後半になっても数回聞かれ、ハッキリとした予定を決めてほしいと言われました。そうしないと、審査するときに上司の決済がもらえない可能性があるらしいです。

    その通りにしなくても聞かれた質問に対しては、予定でも構わないので具体的に答えなければ悪い印象を与えるような感じでした。

    近辺調査についてです。

    近辺調査は家族、近所の住人、知人、職場の人の中から4、5人選んでその人たちの氏名、住所、連絡先、関係について所定の様式に記入し提出します。

    後日、担当警察官が選ばれた人に直接面会又は電話で調査します。

    管轄警察署から離れている住所の人に対しては電話で対応したいと言っていました。

    以下、友人がマメに聞かれたことをメモしていたので参考に記載します。

    ・あなたの名前と住所、職業、就職先(友人の)

    ・申請者と何で知り合ったか

    ・申請者はいつから現住所に住んでいるか、家族構成

    ・申請者の家には家族以外に頻繁に出入りする人はいますか

    ・申請者は家を空けることはありますか

    ・申請者の家庭間、親族の揉め事などありますか

    ・申請者の性格について

    ・申請者は悪い人、暴力団との関係はありますか

    ・申請者のお金遣いは荒くないですか

    ・申請者はギャンブルはしているか

    ・申請者は借金をしているか

    ・申請者に精神障害はないか

    ・申請者は違法薬物などはしていないか

    ・申請者はお酒を飲むとどうなりますか

    ・申請者の不安な言動はありますか

    ・申請者に自殺企図はあるか

    ・申請者の親族についても上記内容で気になることはないか

    ・申請者が銃を持つことに対してどう思うか

    私の友人は優秀ですね。ほぼ内容を覚えているようです。

    長々と記載してきましたが、教習資格認定を得るためには必要書類等の提出、一次面接調査をクリアしなけらばなりません。

    審査については1ヶ月ほどかかるとのことです。

    今後、銃の所持許可申請をする際も、1ヶ月くらいかかると言われました。

    狩猟するにはかなり前もって計画して行動しないとだめだと感じました。

    次回は、『猟銃所持・狩猟までの道のり④(第一種猟銃 狩猟免許の申請)』について書きます

    銃砲所持と並行して勉強している『第一種猟銃」の狩猟免許の申請・事前講習会・試験・合格発表について記載します。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり④(第一種猟銃 狩猟免許の申請)

    狩猟免許の申請について記載します。

    後半には失敗談も記載します。

    <受験資格>

    申請しようとする都道府県に住所を有する人

    受験日現在で満20歳以上(ただし、網猟及びわな猟にあっては、満18歳以上)の人で新たに狩猟免許を取得しようとする人(初心者

    現に取得している狩猟免許と異なる種類の狩猟免許を取得しようとする人(経験者)

    <必要書類等>

    ①狩猟免許申請書

    ②免許申請手数料(県証紙による)・・・第一種猟銃については5,200円でした

    ③写真(受験しようとする狩猟免許種類分の枚数)・・・申請前6ヶ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景、縦3.0cm×横2.4cmで、裏面に氏名及び撮影年月日を記入したもの。

    ④猟銃・空気銃所持許可証の写し・・・所持許可を受けていない場合は不要

    ⑤医師の診断書(1通 申請書提出日以前の3ヶ月以内に診断されたもの)・・・④猟銃・空気銃所持許可証の写しを用意できる人は不要

    ⑥返信用封筒(1通 受験票送付用)・・・84円分の郵便切手を貼り、申請者本人宛の郵便番号、住所、氏名を記入したもの。

    ※筆者は猟銃の所持許可を受けていないので①、②、③、⑤、⑥を用意しました。

    狩猟免許の申請場所については、市の農林総合事務所管理部で申請しました。

    申請手数料の県証紙については事前に銀行又は警察署等で購入しました。金額については、各都道府県と受ける免許の種類で多少違うと思うので事前にサーチが必要です。

    写真は猟銃所持に係る手続時に余ったものがあったのでそれを使用しました。

    医師の診断書については、前記事で記載した、教習資格認定申請時に提出した様式とは違う様式で提出しました。

    診断書を発行する病院については「精神疾患等に罹っている者」「薬物中毒者でないも者」「自己の行為の是非を判断し行動できる者」を証明できれば特に規定はないとのことです。

    この規定ですと初診の病院でも発行してもらえそうですね。

    大きな病院で診断書を発行すると高くつく可能性が高いので、かかりつけのクリニック等で診断書を発行できるか確認してから発行してもらった方がよさそうですね。

    私は同じ病院で、教習資格認定申請時の様式狩猟免許申請時の様式の診断書を発行してもらいました。

    返信用封筒に関してはこんなものも自分で用意しないとダメなのかと思いましたね。

    この免許申請時に試験事前講習会を受けますかと紹介があったので受けることにしました。

    受講料は無料で会場でテキストを販売しているそうです。

    ここからは、失敗談を少し・・・

    8月7日(水)初心者講習会の試験にも無事受ったので狩猟免許の申請も始めようと必要書類を集め始めました。

    9月5日(木)の狩猟試験の申請期間は7月26日(金)から8月16日(金)までで来週末で締切なので急いで準備しないと思いました。

    必要書類の中に診断書が必要なのでとりあえず近所の精神科・心療内科に診断書を発行してもらうために電話予約をしました。

    ところが・・・

    来週はお盆で休診。

    今週は予約いっぱい。

    やばい、間に合わん!と思い、20以上の大小関係病院に電話をかけまくったが休診や担当者がいないと断られまくられたので、市の農林総合事務所管理部に相談しました。

    現状を説明すると、

    「診断書以外の必要書類を申請期間中に提出して頂いて、診断書については、お盆明け直ちに提出して頂ければいいですよ。」

    と例外的に認めてくれました。

    感謝!!!

    期間というタイムリミットはあるけど、事務処理をするのは人間。

    言ってみるもんだなぁと思いました。

    これは本当に参考にはならないので、これから狩猟免許を取得しようとする方はしっかり事前に調べて余裕を持って期間内に申請しましょう。

    次回は『猟銃所持・狩猟までの道のり⑤(第一種猟銃 狩猟免許試験事前講習会)』についてです。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり②(初心者講習)

    <ここでの目標>

    ・考査試験に合格する。(3択正誤式 50問 合格ライン90%以上

     銃砲所持のための最大の関門だと言われています

    8月7日、県警本部1階大会議室で初心者講習を受けに来ました。

    初心者講習は年に4回(各都道府県によって違う)行われていて、今回は第3回目でした。

    受講人数は11人(男性10名、女性1名)。

    講習会は9時20分から17時00まで

    内容は警察OBの人が講師となって152ページある読本の中から試験にほぼ出るであろうページを読み上げるというものでした。

    みんな受からせたいやん!と思いながらも事前に読本を一読しておかなければ頭に入ってこないような量なので事前勉強は必要だと感じました。

    試験前に銃砲店の社長の話も聞きましたが、こちらはただ試験に受かるだけでなくしっかり内容も理解してほしいそうで、裏話なども交えながら話してくれました。

    いざ、試験!

    時間は60分。3択の正誤式50問。

    ほぼ講師が読み上げた内容だったな。

    試験後、会議室からロビーに出され結果を待つ

    驚くことに、合否の結果は受講者が集まるロビー内で不合格者が肩を叩かれお帰りください言われ帰されるというものでした。受講者はこんな合格発表あるのかと少し動揺してた感じでした。

    本試験は合格者9名で2名不合格という結果でした。

    合格者は再度会議室に案内され『講習修了証明書』を受領しました。

    講習修了証明書は次のステップ、散弾銃の教習資格認定申請するために必要になります。

    ※空気銃のみを所持しようといている方はこの後、銃の所持許可を取って銃の購入、確認、使用までいけます。

    講師から書類の説明を受け、無事に帰ることができました。

    銃砲所持の最大関門と言われるだけあって正当率90%はなかなか緊張感がありました。

    講習会に来てくれた人漏れなく受からせてあげたいという講師の熱意も感じられました。

    他の都道府県はどのような内容の講習か気になりますね。

    次回は、『猟銃所持・狩猟までの道のり③(教習資格認定申請)』について書きます。

  • 猟銃所持・狩猟までの道のり①(初心者講習会申込み)

    <必要書類等>

    ・講習受講申込書 1通

    ・写真1枚(4cm×3cm)

    ・受講手数料 6,900円(県証紙で納付)※初心者講習会の金額 経験者講習は安い

    7月5日に来月の7日に実施される猟銃等講習会(初心者講習会)の申し込み書を住所地を管轄する警察署に提出しに行きました。

    コンビニの証明写真機で写真を撮り、いざ警察署へ。

    悪いことしていないのに警察署に行くのは変な感じですね。

    免許更新関係の窓口で県証紙を6,900円分購入し銃砲関係窓口の生活安全課へ。県証紙は銀行でも買えます。

    申込書をもらい記入等の手続きをしながらなぜ銃を所持したいかを聞かれました。

    銃は所持できる理由が決まっていて、狩猟や射的など正当な理由がないと所持できません。

    コレクションや親族の形見などによる所持はできないみたいです。

    申請手続きが終わり無料でテキストをもらいました。

    一般社団法人 全日本指定射撃場協会が発行する『初心者用 猟銃等取扱読本』

    152ページある読本でこれを読んで勉強してくださいと渡されました。

    講習会の後には、テストがありこれに受からなければ次には進めないらしい。

    残り1ヶ月勉強に励もう。

    ちなみに講習会の申込み受付は1ヶ月前までとなっています。

    これから受講を考えている人は余裕を持って申し込みをしましょう。

    銃砲関係の担当警察官は2人しかいないそうでなかなか大変そうでした。