今年もついに狩猟解禁日がやってきました。妻が8時30分から仕事のため、日の出から8時までの短期勝負。昨年から一緒に狩猟を始めた友人と、事前に下見しておいた池をまわりながら鴨猟に挑んできました。早朝の静かな水面と、緊張感のある駆け引きが印象に残る一日になりました。
出猟の準備と早朝の池へ
日の出とともに最初の池へ向かい、車を近くに止めて装填。ゆっくりと水面へ近づくものの……まさかの「一羽もいない」という洗礼。
一週間前にはカルガモやマガモがたくさんいたのに、どうしていないのか?自然相手の狩猟ではよくあることとはいえ、軽くショックでした🦆
池は全部で4つ。奥の池を一つずつ確認していく作戦に切り替えます。
2つ目、3つ目の池でようやく鴨を発見
2つ目の池も空振り。
続いて3つ目。丁寧に近づくと、茶色い雑色の鴨が数羽いるのを確認。雌は種類判別が難しく、双眼鏡で確認してカルガモかコガモの雌と判断。
ただし着弾後の回収を考えると、少し距離が遠め。そこで作戦変更👇
🔫【作戦】
1発だけ脅し撃ち → 飛び立った瞬間を狙う
クレー射撃で練習していたフォームを信じて発砲。
タイミングよく浮いた一羽を撃ち落とすことに成功!
自分でも驚くほど綺麗に決まり、思わず友人とガッツポーズ🙌
回収は友人の自作「鴨キャッチャー」で
回収は相方が今年自作した鴨キャッチャーで実施。これが驚くほどスムーズで、あっという間に回収完了。
自分も
・百均の1000円竿
・市販の鴨キャッチャー
・中古の釣具屋で買ったウキ
をセットしたものを持参していたので、せっかくならと投げ入れ練習だけ。
水面の枝や葉っぱばかり引っ掛かり、なかなか思うようにいかず😂
回収した鴨は コガモのメス。
撃ち落とした弾が自分のものだったため、ありがたく受け取ることになりました。
去年ホシハジロを獲った4つ目の池へ
続いて最後の4つ目の池へ。
ここは昨年、初めてホシハジロの雄を獲った思い出の場所。
水面にはかなりの数がいるものの、雑色の個体が多く判別が難しい…。
相方と作戦会議していると、一つの群れが気配に気づいて遠くへ退避。
その後も背後から回り込む作戦を立てるも、こちらの気配が漏れてしまい周囲の群れが次々と離れていく始末。
🦆【痛恨】
鴨の警戒心を甘く見ていた…
空には2つの大群が輪を描くように舞い上がり、完全にこちらを警戒。
この状況は勉強になったものの、悔しさが残る展開でした。
結果:撃った弾は2発、コガモ1羽
時間が来て帰宅。
今回の発砲は
- 脅し撃ち ×1
- 仕留めた本弾 ×1
の 計2発のみ。
去年はホシハジロ1羽に3発使ったことを思うと、命中精度は確実に成長していると感じました。
帰宅後はバタバタしながらも腸だけ抜いて冷蔵庫へ。
後日ゆっくり捌いて、鴨鍋にしようと思います🍲🦆
まとめ
短時間勝負の狩猟でしたが、作戦・判断・射撃までしっかりハマった良い出猟になりました。次回は鴨の警戒心をもっと意識して立ち回りを工夫していきたいと思います。
使用装備まとめ
- 散弾銃
- 銃弾(2発使用)
- 自作 鴨キャッチャー(相方)
- 100均の1000円竿+市販鴨キャッチャー+中古ウキ(自分)
- 双眼鏡
- 長靴・防寒ウェア
- 背負い式ゲームバッグ
注意書き
本記事の内容(獲物の種類・数・行動)は、その日の天候・気温・水位・周辺環境・鴨の警戒状態によって大きく変わります。同じ場所・同じ時間帯でも結果は一定ではありません。安全第一・法令遵守で楽しみましょう。

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