今回はフレンチプレスにチャレンジしてみようと思いました。
……が、
そもそも「フレンチプレス」という言葉の意味をよく分かっていない。
そして何より、肝心のプレス機を持っていない。
何という無知……。
ただ、ここで諦めるのはもったいない。
チャットGPTに聞いてみると、
「フレンチプレス風なら再現できる」 とのこと。
というわけで、今回は
**プレス機なしで作る“フレンチプレス風コーヒー”**に挑戦してみました。
フレンチプレス風(浸漬式)レシピ
※あくまで「フレンチプレス風」です
使用量
- コーヒー豆:20g
- お湯:300ml
- 挽き目:中粗挽き
- 湯温:92〜94℃
手順
- マグカップにコーヒー粉を入れる
- お湯を一気に全量注ぐ
- スプーンで1〜2回だけ軽く混ぜる
- そのまま4分放置
- 上澄みだけをそっと別カップに注ぐ
※底に溜まった粉は飲まない
ハンドドリップのような
「注ぎ方」「スピード」「円を描く」などは一切不要。
とてもシンプルです。
飲んでみた正直な感想
事前に聞いていたフレンチプレスの特徴と、
実際に飲んで感じたことを照らし合わせてみます。
■ コクが強い
→ 正直、思ったほどではない。
ハンドドリップとの差はあるが、劇的というほどではなかった。
■ オイル感がある
→ これははっきり分かる。めちゃくちゃある。
口当たりがなめらかで、舌に残る感じが新鮮。
■ 香りがダイレクト
→ まぁ、ある。
鼻に抜ける香りはドリップより近く感じる。
■ 苦味は出やすいが、尖りにくい
→ 飲み始めはそこまで感じないが、
飲み進めてカップの底に近づくと苦味が出てくる。
ただし、嫌な尖りはない。
■ 酸味は丸く感じる
→ これは確かに感じる。
ツンとこない、やわらかい酸味。
■ 冷めても味が崩れにくい?
→ 冷めたからなのか、
それとも底の方を飲んだからなのか。
後半はやや苦味を感じた。
このあたりは、
「本物のフレンチプレス」との違いかもしれない。
ハンドドリップとの明確な違い
今回、一番はっきり感じた違いはここ。
オイル感があって飲みやすい。
ハンドドリップは
- すっきり
- クリア
- 後味が軽い
一方、フレンチプレス風は
- 口当たりがなめらか
- 情報量が多い
- 豆を「飲んでいる」感覚
明らかに別ジャンル。
まとめ
今回は、
- フレンチプレスに興味を持つ
- プレス機がないことに気づく
- フレンチプレス風で代用
という流れでしたが、
これはこれで十分に面白かった。
あくまで“風”なので、
味の感じ方が少し違うのも納得。
次は本物のフレンチプレスを使ったら、
どんな違いが出るのか。
そんなことを考えながら、
またコーヒーの沼に一歩足を踏み入れた気がします。

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