今日は前から挑戦したかった料理を作ることにした。
漁師の知り合いから「牛すじに熊の脂を混ぜると、とんでもなくうまい」と聞いていて、ずっと気になっていた一品。寒い日の台所でコトコト煮込み料理をするのは、それだけでちょっと幸せだ。
📖 【材料と作り方】
■ 材料
- 大根…1/2本
- 牛すじ…200g
- 熊もも肉…200g
- 水…材料が浸る程度
- 醤油…大さじ3
- みりん…大さじ3
- 酒…大さじ3
- 砂糖…大さじ3
- 昆布顆粒だし(5g)…3本
■ 作り方
- 大根を輪切りにし、水から下ゆでする。
- 牛すじと熊もも肉を下ゆでして臭みを取る。
- 大根が柔らかくなってきたら、調味料をすべて入れ、下ゆでした肉を加える。
- 汁がいい感じに煮詰まり、全体に味が馴染んだら完成。
鍋のフタを開けた瞬間、まず熊肉の脂の香りがふわっと広がった。
ジビエの匂いを心配していたけれど、下茹での効果もあって全然気にならない。
ひと口食べてみると、とにかく 熊肉の脂がうまい。
牛すじはほろほろと柔らかいのに対し、熊肉は弾力があって噛むほどに旨味が出てくる。
この違いがなんとも言えず、組み合わせの妙だと感じた。
大根はほどほどに味が染みていたけど、もう少し煮込めばさらに良くなりそう。
料理としてはまだ改善の余地があるけど、これはこれで「猟師飯らしい素朴さ」があって気に入った。
思っていた以上にジビエ感が強すぎることもなく、むしろ牛すじとの相性がよくて驚いた。
やっぱり 解体から下処理まで丁寧にやることが一番大事なんだと改めて実感。
圧力鍋を使って時短する方法や、味付けの微調整など、まだまだ研究の余地はある。
こういう試行錯誤があるからこそ、ジビエ料理は面白いのだと思う。
次はもっと味を染み込ませて、さらに完成度の高い“猟師煮込み”を目指したい。

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