今日は先輩猟師と2人で入山。
本当はもう少し人数が欲しいところだが、今回は2人しか集まらなかった。
とはいえ、少人数なりの動き方がある。
狭い地形をコンパクトに巻いてみたり、来期に向けて自分がまだ入ったことのないエリアを歩き、待ちの配置や渡り(獣道)の確認をしたり。
確認作業も含めて、今日は合計4ラウンド。
新しい痕跡と、気軽なスタンス
2〜3ラウンド目では、新しい猪や鹿の痕跡をいくつか発見。
人数が少ない分、大きく囲うことはできない。
だからこそ、「出会したら撃とう」くらいの感覚で、地形と痕跡を丁寧に拾いながら歩く。
無理をしない。
できる範囲で確実に。
これもまた、実践的な経験だと感じる。
尾根で出会ったクロモジ
尾根付近を歩いていると、先輩猟師が一本の木を見つけた。
クロモジという木らしい。
特徴は
・柔らかい
・爽やかで上品ないい香り
・清潔感のある匂い
・リラックス効果もある
爪楊枝や、昔はかんじきの材料にもなったとか。
枝を折って香りを確かめながら、テンションが上がっていたのは先輩猟師。
少年のように嬉しそうに語る姿を見て、こういう知識の積み重ねが“本物”なんだなと感じた。
山は獲物だけじゃない。
木一本でも、こんなに奥深い。
ふきのとうの芽吹き
途中、ふきのとうが芽吹いていた。
まだ寒さの残る山の中で、しっかり顔を出している姿に季節の変化を感じる。
少しだけいただいて持ち帰ることにした。
本当は誰かの所有山なのだろうけれど…。
猟期が終わったら、山菜採りを目的に山へ入るのも面白いかもしれないと思った。
狩猟とは違う目線で山を見る時間も、大切にしたい。
直接の学びは少なくても、確実に成長している
今日は狩猟技術としての“劇的な学び”はなかった。
それでも、自分の中でひとつ確信できたことがある。
獣の痕跡の判別能力が、猟期初期と比べて格段に上がっている。
足跡の新旧、掘り返し跡の湿り具合、移動の向き、寝屋の位置。
以前は曖昧だったものが、今は理由を持って判断できるようになってきた。
今期でかなりレベルアップした感覚がある。
同時に、課題もはっきり見えてきた。
来期に向けてやってみたいことも増えた。
猟期終盤。次への準備
猟期はもうすぐ終わる。
だが、今日確認した地形や待ち場は、すべて来期への布石。
2人しか集まらなかった一日だったが、
無駄な一歩はなかった。
来期が、今から楽しみだ。

コメント