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猟友会本部で名札申請とまさかの再会

今日は朝から少し肌寒く、秋の空気が濃くなってきた。

狩猟者登録2年目ということで、前から気になっていた猟友会の“名札”を作りに、県の猟友会本部へ向かった。ちょっとした手続きのつもりが、思わぬ出会いで心が温かくなる一日になった。

猟友会の名札が欲しいと思い、支部長に聞いてみたところ、県の猟友会本部が窓口らしい。

「そんなところに行くのは初めてだな」と思いながら、農林会館へ向かった。

建物に入ると、会議室の一角を借りた小さなスペースで、二人の職員さんがこじんまりと事務作業をしていた。

想像していた“本部”の雰囲気とは違って意外に狭い。でもその分、どこかアットホームな空気があって落ち着く。

受付には感じのいいお姉さん、そして隣にはどこかで見覚えのある髭の長いおじちゃん。

名札の費用は800円。

「狩猟に必須じゃないけど、他の人にも名前覚えてもらえるから作りたいんです」と説明すると、すぐに理解してくれて、気さくに対応してくれた。

そこからが面白くて、熊の美味しい食べ方や、散弾銃の練習代の助成金の話など、狩猟に役立つ情報をたくさん教えてくれた。

助成金の話の流れで、先日ハーフライフルの練習のために大口径射撃場へ行ったことを話したとき――急におじちゃんと僕の間で“ピン”と何かがつながった。

「あれ?もしかして…」

なんとその人、射撃場で僕の隣でライフルを撃っていたおじちゃんだった。

以前のブログでは“おじいさん”と書いた記憶があるが、まさか県の猟友会の会長だったとは…。

漫画のオープニングに出てくる、“実はめちゃくちゃ偉い人だった”というあの展開そのまま。

お互いに「やっぱり!」となってテンションが上がり、心に残っていたモヤモヤも一気に晴れた。

しかも、あの日ハーフライフルで真ん中に集弾していたことを覚えてくれていて、

「今年の猟期はたくさん獲れるといいな」

と優しく声をかけてくれた。

なんだか、嬉しいご縁に恵まれた気がした一日だった。

思わぬ再会に背中を押された気持ちになった。今年の猟期、気を引き締めて頑張りたい。

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