🪶【導入文】
正月らしい穏やかな空気の中、何気なくテレビをつけて眺めていた。
年始恒例の「芸能人格付けチェック」。
ぼんやり見ていたはずなのに、あるお題で一気に画面に引き込まれた。
📖【本文】
そのお題は、しゃぶしゃぶ。
用意されたのは「豚肉」「最高級米沢牛」「いのしし」の三種類で、その中から最高級の米沢牛を当てるという最終決戦だった。
外した瞬間、「写す価値なし」のレッテルを貼られ、テレビ画面から消えるというシビアなルール。
正直、この三択なら自分は外さないだろうと思って見ていた。
ところが結果は意外なものだった。
豚肉を選んでしまった芸能人が二人。
さらに、猪肉を最高級米沢牛だと思って選んだ人が一人。
しかもその芸能人たちは、
「うまい」「さすが違う」
と、本気で感動した表情で猪肉を食べている。
その様子を見た瞬間、ふと頭に浮かんだ。
――今、自分が狩猟で獲っている猪の肉も、同じ土俵に立っているんじゃないか。
世間では「ジビエは臭い」「クセが強い」というイメージが根強い。
でも、それは処理が雑だった場合の話だ。
血抜き、内臓処理、冷却。
一つ一つを丁寧にやれば、猪肉は驚くほど澄んだ味になる。
普段から高級料理を食べ慣れている芸能人が、
猪肉を最高級牛肉と間違えるほど美味しいと感じた。
そう考えると、ジビエの可能性は本当にすごい。
狩猟で得られる肉が、
きちんと向き合えば「高級肉」と張り合えるレベルになる。
テレビ越しだったけど、妙に誇らしい気持ちになった。
🌿【締めの一言】
猪肉はまだまだ伸びしろだらけ。
これは本気で研究しがいがありますな。

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