今年、猟銃所持許可を取得してから初めて「銃刀法類一斉検査」を受けてきました。正直、最初は“警察官が家に来て銃や火薬の保管状況を確認する”ものだと思っていましたが、実際はちょっと違う内容でした。その検査の流れや注意点を、初体験の目線でまとめてみます。
🔹銃刀法類一斉検査とは?
銃刀法に基づき、所持許可を受けている猟銃や空気銃の状態、管理方法を警察が確認する年1回の検査です。
例年は春(4月ごろ)に実施されますが、今年は能登半島地震の影響で秋(8〜10月)にずれ込みました。
検査期間は 8月18日〜10月17日 の約2か月間。
時間帯は平日13〜16時の間で、1週間前に警察署へ連絡して予約する形でした。
🔹持参するもの一覧
検査当日に必要だったのは以下の4点です👇
- 🔸猟銃(または空気銃)
- 🔸猟銃・空気銃所持許可証
- 🔸猟銃・空気銃検査調査表(事前記入)
- 🔸実包管理簿(猟銃所持者のみ)
🔹実際の検査の流れ
警察署に到着すると、まずは猟銃が許可証どおりの状態かをチェックされました。
改造などがないか、銃身にメジャーを当てて長さを測り、細かく確認していきます。
その後、銃の写真撮影📸もありました。
これは「来年以降、写真と照合して検査を簡略化するため」だそうです。
続いて、**「猟銃検査調査表」**をもとにした確認へ。
内容は主に👇のような項目です。
- 所持銃の情報
- 昨年度の使用実績(実包管理簿と照合)
- 火薬・銃・鍵の保管方法(はい/いいえで回答)
🔹ちょっと迷った質問2つ
回答に悩んだのがこの2つでした👇
- 「火薬類は銃と同一建物に保管していませんか?」
→ 本来は別の建物が望ましいですが、私は同じ建物内で保管。 - 「銃は分解またはボルト・遊底を抜いて保管していますか?」
→ 完全分解まではしておらず、部分的な保管。
正直に「いいえ」と書くのが不安でしたが、担当の警察官に尋ねると、
「正直に書いてください。許可が取り消されるほど重要な項目ではありませんよ」とのこと。
少しホッとしました😌
🔹担当警察官とのやりとり
今回対応してくれた警察官はとても穏やかで、質問にも丁寧に答えてくれました。
銃砲関係の担当は2人体制で1年ごとに交代するらしく、
「せっかく覚えても任期が短いから、また新しい部署で勉強し直し」と少し嘆いていました。
銃砲行政の現場の苦労も垣間見えた検査でした。
🔹まとめ
初めての銃刀法類一斉検査は、思っていたよりも穏やかでスムーズ。
「正確な管理を続けていれば怖くない」ということが一番の学びでした。
今後も安全第一で、正しい保管を心がけていきます。
🔹使用・提出物まとめ
- 猟銃(所持許可済)
- 猟銃・空気銃所持許可証
- 猟銃・空気銃検査調査表
- 実包管理簿
🔹注意書き
検査内容や時期は、各都道府県警察の方針・災害状況・担当者によって異なる場合があります。
この記事は一個人の体験記であり、実施要領は地域ごとの最新情報を確認してください。

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