今日は友人の新築現場へ、急きょコンクリート打ちの手伝いに行ってきた。
天気はどんより気味で少し肌寒い日だったけれど、こういう作業現場の空気はどこかワクワクする。自分の家の工事を考えていたタイミングでもあり、良い勉強の機会になった。
そもそもの始まりは、僕が「自分の家のカーポート横にも、5m×2mくらいのコンクリートを打ちたい」と友人に相談したことだった。
すると昨日になって急に、
「明日、自分の家のカーポートのコンクリート打つけど手伝いに来る?」
と連絡があり、予定も空いていたので行くことにした。
昼過ぎに現場へ到着すると、すでに枠組みと鉄筋がきれいに組まれていて、ちょうどコンクリートを流し込むところから作業が始まった。
作業を手伝いながら、ふと「コンクリートってどうやって作るんだ?」という素朴な疑問も浮かぶ。
友人曰く、
セメント+水+砂利でコンクリート、
砂利を抜くとモルタルになるらしい。
モルタルは外壁やレンガを積む時に使われ、柔軟性もあって便利だけど、強度はやっぱり粗骨材(砂利)が入ったコンクリートに軍配が上がる。駐車場などの構造体にコンクリートが使われるのは、そういう理由からだそうだ。
ミキサー車が到着し、いよいよコンクリートを流し込む。
一箇所にどんどん溜まっていくので、スコップやトンボを使ってすぐに広げていく。大体の形をトンボでならしたあと、少し硬さが出てきてからコテで丁寧に仕上げていく。
長めの垂木を“定規”のように使って、細かい凹みがないか確認しながら進めるのが大事らしい。素人がやるとどうしてもガタついてしまい、雨水が溜まる原因になるとのこと。
排水のための勾配は、1mあたり1.5〜2%ほど。
つまり2cmほどの傾斜をつけていく。
この微調整が地味に大事で、かなり神経を使う作業だった。
僕は16時頃に現場を上がったけど、今日は気温も低く天気も悪かったせいで乾きが遅く、友人は最終的に21時近くまで作業していたらしい。
ほんと、お疲れさま。
でも今日の手伝いで、自分の家のコンクリート打ちのイメージがぐっと現実的になった。来年の春頃にやる予定で、友人も手伝ってくれると言ってくれたので、そろそろ計画を詰めていきたい。
今日学んだことを活かして、来春の自宅コンクリート計画をしっかり形にしていきたい。

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