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地元の山で狩猟調査、鹿との一瞬と反省点



まだ空が白みきる前、冷えた空気の中で地元の山に集まった。
今日は仲間4人での狩猟調査。
実猟というよりも、痕跡を追いながら地形や獣の動きを確認する一日だ。
静かな山に入ると、自然と気持ちも引き締まってくる。


日の出前に集合し、まずは一つ目の山へ。
2人1組になり、それぞれ別ルートを散策することになった。

猪や鹿と思われる痕跡を辿りながら、
足場、尾根、谷、獣道のつながりなどを確認しつつ進んでいく。

狩仲間の一人が鹿笛を持っていて、何度か鳴らしていた。
11月末に参加したビギナーズセミナーでは
「繁殖期は終わっているので、今の時期は反応しにくい」と聞いていた。

ただ、その仲間は
「雪が積もる頃までは反応することもあるらしい」と別で聞いたそうだ。

正直、相手は自然の動物。
人間がどこまで生態を理解できているのかは、正直よく分からない。
でも、道具があるなら使ってみる。
何事も経験してみるのが一番だと改めて感じた。
結局、鳴き返しはなかったけれど。

こちらの組では途中、クマの糞と足跡、そしてクマ棚を発見。
足跡は大人の掌ほどの大きさ。
「これ、結構デカいんじゃないか…?」
そんなことを思いながら進む。

途中で相方が
「別ルートを見てくる」と言い、ここから単独行動に。
クマの痕跡を見つけた直後の一人行動は、正直かなり不安だったが、
とりあえず前に進むことにした。

谷沿いを慎重に歩いていると、
ガサッという音。
目を凝らすと、50mほど先の林に雄鹿を発見した。

金属音を立てないように、そっと弾を込めて様子を見る。
鹿は微動だにしない。
「なんで逃げない?」と思いながら見ていると、
周囲の景色に完全に同化している。

目を離さず見ているから分かるが、
一度視線を切ったら、たぶん見失う。
これが意図的な行動だとしたら、
鹿って本当に賢い生き物だと思う。

標準を合わせて、
一発――ドン。

外した。
完全に逃げられた。
かすりもしていない。

「当たらん…」
去年は当たったのに。
スコープなしのスラッグは、やっぱり難しい。

しかも、すかさず2発目、3発目を撃つ判断もできなかった。
ハーフライフル銃身にしておけば、
スコープもついていて、シーズン前にゼロインも済ませていたのに…。

今回は4人全員が四つ足狙い。
それなのに僕は
「鳥が出たらそっちも撃ちたい」と思って
散弾もスラッグも使える銃身を持ってきた。

結果的に、完全に裏目。
四つ足狙いなら、迷わずそっちに振り切るべきだった。
今回一番の反省点だ。

次の山でも二手に分かれて散策。
事前に猪の痕跡が多いとされているエリアへ向かった。

所々、猪が耕したような跡があり、
「これはいそうだな」と思いながら進む。

しばらくすると、またガサッと音。
見ると、猪の親子が一気に逃げていった。

速すぎて、銃を構える暇もない。
しかも細い木が多く、バックストップも不十分。
ただただ見送るしかなかった。

地形や安全を考慮しつつ、
「見つけたらすぐ撃てる歩き方」を
もっと意識しないといけないと痛感した。

その後もしばらく歩き、時間となり解散。
合計で約5時間の散策だった。

無心で山を歩いていたせいか、
帰宅後に昼寝をしたあと、内腿が攣った。
完全に鍛え方が足りない。
これもまた、次への課題だ。


獲物は取れなかったけれど、反省点と学びは山ほどあった。
次は装備も判断も、もっと割り切って山に入りたい。

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