猟期が近づいてきたということで、射撃の練習を兼ねて加賀散弾銃射撃場へ行ってきました。
狩猟を始めてから、射撃の練習は定期的に行いたいと思っているのですが、仕事や家庭の都合もあり、どうしても練習の間隔が空いてしまいます。
そのせいなのか、なかなか上達している実感がありません。
猟期前の練習ということもあり、気合を入れて行ってきました。
加賀散弾銃射撃場でクレー射撃
今回も愛銃のレミントン870を持って射撃場へ。
この間、火薬類の譲受許可の申請をしてきたので、今回は射撃場で弾を購入しました。
射撃は趣味として楽しめる一方で、弾代や射撃場の利用料など、なかなかお金がかかります。
今回は3ラウンド、合計75発を撃つことにしました。
今回の射撃費用
今回かかった費用は合計9,500円でした。
- 1日分の保険料:800円
- 射撃場利用料:1ラウンド1,000円×3ラウンド
- 弾代など:合計5,700円
1日射撃を楽しむだけで約1万円。
本当に高い趣味だなと、改めて感じます。
もちろん、クレーを撃ち落としたときの爽快感は格別です。
ただ、これだけお金をかけているのに、あまりにも当たらないと、だんだん楽しさよりもイライラの方が勝ってきそうになります(笑)。
今回はあえて左右に振られるクレーに挑戦
今回は、いつもより少し難しい練習をしてみようと思っていました。
それは、左右に振られるクレーにどれくらい対応できるのかを試してみること。
これまでは、トラップ射撃でできるだけ真っ直ぐ飛んでくるクレーを中心に練習してきました。
ただ、実際の狩猟では、獲物が必ずしも自分の正面に現れるわけではありません。
猟期前ということもあり、今回はあえて真っ直ぐに飛ぶクレーをお願いせず、左右に振られるクレーへの対応力を試してみることにしました。
ちなみに、射撃場で真っ直ぐ飛ぶクレーをお願いした場合でも、機械の関係で多少左右に揺さぶりがかかることはあります。
ただし、今回のように大きく左右に振られるようなものではありません。
今回はフィールド射撃でトラップ射撃で撃つより5m前で撃つのですが、その左右の動きが、今まで体感したことがないほど大きく感じられました。
3ラウンドとも一桁台……まったく当たらない!
いざ射撃開始。
今回は3ラウンド、25発ずつ撃ちました。
結果はというと……
なんと、3ラウンドとも一桁台。8発、9発、7発、、、
以前はフィールド射撃の真っ直ぐのみで25発中19発当たったこともあったが、左右に振られるだけでこれほど違うとは。
左右に振られるクレーを追うことに精一杯で、なかなか思うように撃つことができませんでした。
これまでの練習では、ここまで左右に振られるクレーを撃つ機会が少なかったこともあり、自分の対応力のなさを痛感しました。
しかし、今回の射撃はただ当たらなかっただけではありません。
自分の課題が、かなりはっきりと見えてきた練習でもありました。
改めて教わったクレー射撃の基本
あまりにも当たらないので、たまらず射撃場の担当の方にコツを聞いてみました。
返ってきたのは、改めて教科書通りの基本。
「クレーを少し追い越したところで撃つ」
クレーの動きを追い、少し先を狙って撃つということです。
頭では分かっているつもりでも、実際に撃つとなるとなかなか難しい。
クレーの動きに合わせて銃を振り、タイミングを合わせて引き金を引く。
簡単そうに聞こえますが、実際には一瞬の判断です。
そして今回、もう一つ「なるほど!」と思ったことがありました。
撃った後も銃を振り続ける
それは、撃った後も銃身を止めずに振り続けること。
クレーを追い越したところで撃つだけでなく、引き金を引いた後も、そのまま左右に銃を振り続けるということです。
これまでは、撃った瞬間に銃を止めてしまっていたのかもしれません。
クレーを狙って撃つことばかりに意識が向いていましたが、撃った後の銃の動きも大切なのだと改めて感じました。
この話を聞いた後は、左右に振られるクレーでも、少しずつ当たるようになりました。
もちろん、まだまだ満足できる結果ではありません。
それでも、今までできなかったことが少しできるようになると、やっぱり面白い。
こういう小さな気付きがあるから、射撃はやめられません。
今回の最大の課題は「頬付け」と「照星の見え方」
今回の射撃で、特に気になったことがあります。
それは、銃を構えたときの頬付けと、照星の見え方です。
クレーを追って左右に銃を振った後、ふと気付くと、リブと照星のラインがずれていました。
つまり、頬付けが甘くなり、銃先が思っていた方向とは違う向きになっていたのです。
左右に振られるクレーを追うことに意識が向きすぎて、銃をしっかり構えるという基本が崩れていたのだと思います。
ただ、今回の練習では、もう一つ気になることがありました。
照門がない散弾銃、どこを基準に狙えばいい?
そもそも、今回改めて疑問に思ったのが、散弾銃の照星と照門についてです。
射撃の教科書には、照星と照門を上下で接するように合わせ、その照星の上にターゲットを合わせると書かれています。
しかし、僕のレミントン870には照星はありますが、照門がありません。
外国製の散弾銃には照門がなく、照星だけのものが一般的だと聞いたことがあります。
もちろん、散弾銃にはさまざまな種類があり、照門や別の照準器が付いているものもあります。
ただ、少なくとも僕の銃には照門がありません。
そのため、教科書に書かれている「照星と照門を合わせる」という感覚が、いまいち分からないのです。
照門があれば、そこを基準に照星の位置を合わせることができます。
しかし、照門がない場合、どのように照星とリブの位置関係を確認すればよいのでしょうか。
射撃場の方に聞いてみたところ、返ってきた答えは「そこは感覚になってくる」というものでした(笑)。
確かに、実際に撃つ中で感覚を身につけていく部分もあるのだと思います。
ただ、僕としては、まず弾が狙った方向に飛ぶような、照星とリブの基本的な見え方をつかみたい。
そこがまだ自分の中で納得できていないのです。
弾がどこに飛んでいるのか分からない
さらに難しいのが、実際に撃った弾が見えないこと。
当然ですが、弾は非常に速く飛んでいくため、撃った後に弾道を目で追うことはできません。
クレーを外したとしても、弾がクレーの上を通ったのか、下を通ったのか、左右に外れたのか。
自分では判断できない場面もあります。
照星とリブの位置関係が正しいのか。
頬付けがしっかりできているのか。
そもそも、自分が思っている方向に銃口が向いているのか。
まずはその部分から、納得できる構えができていないのだと思います。
クレーを追いかける以前に、銃を構えたときの基本がまだ身についていない。
今回の射撃では、そんなことを改めて感じました。
左右に振られてもブレない構えを身につけたい
今回の射撃で、改めて感じたのは、頬付けの大切さです。
クレーを追って銃を左右に振ると、どうしても頬付けが甘くなってしまう。
その結果、リブと照星のラインがずれ、思っている方向とは違う方向に銃が向いてしまう。
これでは、いくらクレーを追い越して撃つことを意識しても、安定して当てることは難しいと思います。
まずは、銃を構えたときに照星とリブがどのように見えるのかを理解すること。
そして、左右に銃を振っても、その見え方が大きく崩れないようにすること。
今回の練習を通して、そこをもっと意識していかなければいけないと感じました。
猟期前の射撃大会に向けて
猟期前には、支部の射撃大会も予定されています。
仕事の関係で参加できるかはまだ分かりませんが、できれば出場したいと思っています。
それまでに、今回感じた課題を少しでも改善していきたいところです。
特に意識したいのは、次の3つ。
- 銃を構えるときの頬付けを安定させる
- 左右に銃を振っても、リブと照星の位置関係を崩さない
- クレーを撃った後も、銃を止めずに振り続ける
クレー射撃で満点を取るような人は、毎日銃を構える練習をしていると聞いたことがあります。
それだけ、銃を構えるという基本動作が大切なのだと思います。
散弾銃だからといって、適当に撃って当たるわけではありません。
少しの構えの違いや狙う方向のずれが、結果に大きく影響するのだと改めて感じました。
狩猟でも射撃の基本は大切
今回の射撃を通して、改めて感じたことがあります。
それは、クレー射撃でさえ、これだけ難しいということ。
止まっている獲物を撃つだけなら誰でもできる、と思ってしまうこともありますが、実際には獲物との距離や状況によって、簡単にはいかないはずです。
ましてや動いている獲物を相手にするとなれば、なおさらです。
クレー射撃で安定して当てられない状態では、狩猟でも思い通りにいかない場面が出てくると思います。
もちろん、狩猟では射撃技術だけでなく、獲物との距離や周囲の安全確認、適切な判断なども重要です。
だからこそ、猟期に入る前に、射撃の基本をしっかり身につけておきたいと思いました。
今回も、頬付けがしっかりできていて、落ち着いて構えられたときには、クレーを捉えられた感覚が何度かありました。
あの感覚をもっと増やしていきたい。
まとめ:一発一発を大切に
今回の射撃は、3ラウンドとも一桁台という、なかなか厳しい結果でした。
しかし、今回の練習では、撃った後も銃を振り続けることや、頬付けの甘さ、照星とリブの見え方など、自分の課題を改めて確認することができました。
もっと練習を重ねたいところですが、射撃は何かとお金がかかります。
今回も合計9,500円。
気軽に何度も通える金額ではありません。
だからこそ、ただ弾を撃つだけではなく、一発一発を大切にして、何を意識して撃つのかを考えながら練習していきたいと思います。
猟期前の支部の射撃大会に参加できるかは分かりませんが、それまでに少しでも銃の構えを安定させたい。
そして、猟期に入ったときには、今回の練習が生きるように。
次回の射撃では、今回よりも少しでも多くクレーを落とせるように頑張りたいと思います。

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