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【体験談】金沢市「スコール金沢健診ステーション」で一泊二日の人間ドックを受けてきた|胃カメラ・大腸内視鏡・糖負荷試験まで詳しくレポート

先日、金沢市にあるスコール金沢健診ステーション 人間ドックセンターで、一泊二日の人間ドックを受けてきました。

定期健康診断で肝数値を指摘されていて1年間の生活改善で数値が改善されたけど一度しっかりと体の状態を調べておきたいと思ったのが受診のきっかけです。

これから人間ドックを受けようと思っている方の中には、

  • どんな検査をするの?
  • 胃カメラや大腸内視鏡はどれくらい大変?
  • 一泊二日だとどんな流れになる?
  • 施設の雰囲気は?

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、私が実際に体験した一泊二日の人間ドックの様子を、検査内容の説明も交えながら詳しく紹介します。

なお、検査結果の数値については個人差があるため掲載は控えていますが、今回受けた身体測定や血圧などはおおむね正常範囲でした。

目次

Table of Contents

スコール金沢健診ステーションってどんな施設?

今回受診したのは、石川県金沢市にある「スコール金沢健診ステーション 人間ドックセンター」です。

健診専門施設ということもあり、館内は清潔感があり、スタッフの方々も非常に丁寧でした。

受付から検査までの案内もスムーズで、「次はどこへ行けばいいのだろう」と迷う場面はほとんどありません。

また、この施設の特徴として、人間ドック受診者には昼食だけでなく、天然温泉やマッサージサービスが利用できます。

これは一泊二日プランだけでなく、日帰りプランでも利用できるそうで、「検査だけで終わる」という堅苦しい印象とは少し違い、身体を労わる時間も用意されているのが印象的でした。

人間ドックと健康診断は何が違う?

私も受診するまでは、「健康診断を少し詳しくしたもの」という程度の認識でした。

実際には、人間ドックは健康診断よりも詳しく全身を調べることを目的とした検査です。

  • CT検査
  • 胃内視鏡検査
  • 大腸内視鏡検査
  • 腹部超音波検査
  • 糖負荷試験(対象者)

このように、健康診断では行わない検査まで実施されるため、自覚症状がない病気の早期発見につながる可能性があります。

実際に私も今回、小さな異常が見つかりました。

その内容については後半で詳しく紹介します。

受付から検査開始まで

受付開始は午前8時30分でしたが、施設は8時15分から開いており、そのまま受付を済ませることができました。

更衣室で検査着に着替え、検査がスタートします。

検査は基本的にスタッフの方が順番に案内してくれるため、自分で次の場所を探す必要はありませんでした。

以下の検査順番は私の受けた順なので、当然混み具合によって検査の順番は変わります。トランシーバーで連絡をとりながら受診する人が待たなくてよいように工夫されていました。

①腹部超音波(腹部エコー)検査

最初の検査は腹部エコーでした。

腹部エコーは超音波を使って、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などの状態を確認する検査です。

放射線を使用しないため身体への負担が少なく、痛みもありません。

検査では温かいジェルをお腹に塗り、機械を滑らせながら様々な方向から観察していきます。

「息を吸ってください」「止めてください」と指示される場面はありますが、特に苦痛はなく終了しました。

健康診断でも受けたことがある方は多いと思いますが、人間ドックではより丁寧に時間をかけて確認している印象でした。

②採血(血液検査)

続いて採血です。

採血では血液を詳しく調べることで、貧血や肝機能、腎機能、脂質、炎症の有無など、多くの項目を確認できます。

人間ドックでは健康診断より検査項目が多いため、採血本数もやや多めでした。

注射が苦手な方は少し緊張するかもしれませんが、私は特に問題なく終了しました。

③身体測定・視力・聴力・肺機能検査

採血が終わると、続いて身体測定です。

このブースでは、身長・体重・血圧・視力・眼圧・眼底・聴力など、人間ドックの基本となる検査をまとめて行いました。

まずは身長と体重を測定し、その後に血圧測定へ。普段の健康診断でもおなじみの検査ですが、人間ドックでは数値だけでなく、他の検査結果も合わせて総合的に評価されます。

続いて視力検査と眼圧検査です。

眼圧検査では、目に空気が「プシュッ」と当たるため少し身構えてしまいましたが、一瞬で終わりました。

その後は眼底検査です。

眼底検査では、専用の機械をのぞき込むだけで網膜や視神経、眼底の血管の状態を調べることができます。高血圧や糖尿病による血管の変化だけでなく、緑内障などの病気を発見するきっかけにもなるそうです。

聴力検査では、防音室でヘッドホンを装着し、高音と低音の電子音が左右交互に流れます。音が聞こえたらボタンを押すだけなので、数分で終了しました。

いずれの検査も大きな問題はなく、おおむね正常範囲とのことでした。

肺機能検査

続いて肺機能検査です。

この検査では、肺活量や息を吐き出す力を測定し、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患がないかを調べます。

検査方法は、専用のマウスピースをしっかりくわえ、鼻をクリップで挟んだ状態で行います。

「できるだけ大きく息を吸ってください」「一気に最後まで吐き切ってください」というスタッフの掛け声に合わせて、思い切り息を吐き出します。

最初は喉の奥に少し唾液がたまっているような違和感があり、「一度やり直した方がいいかな」と思いました。

しかし、息漏れもなく最後までしっかり吐き切ることができたため、再検査はなく一回で終了しました。

担当の方からも「問題なく測定できています」と声を掛けていただき、一安心です。

ここまでの検査が終わった時点で、まだ午前9時頃でした。

受付開始から30~40分ほどしか経っていませんでしたが、スタッフの方々の案内がとてもスムーズで、「もうここまで終わったのか」と感じるほど効率よく進んでいきました。

この後は、肺の状態をより詳しく調べる胸部CT検査へ向かいます。

④胸部CT検査

身体測定などが終わると、次は胸部CT検査でした。

CT検査は、X線を360度あらゆる方向から照射し、身体の断面を画像として映し出す検査です。一般的な胸部レントゲンよりも詳細な画像が得られるため、小さな肺がんや肺気腫、肺炎の痕跡なども発見しやすいと言われています。

喫煙歴がある方はもちろん、喫煙歴がなくても早期の肺疾患が見つかることがあるため、人間ドックでは重要な検査の一つです。

検査台に仰向けになり、機械が何度か前後に動いて位置を調整します。

「息を吸って止めてください」というアナウンスに合わせて十数秒ほど息を止めるだけで検査は終了しました。

事前に「レーザーで位置合わせをします」と説明がありましたが、眩しい光が当たるようなものではなく、特に気になることもありませんでした。

撮影時間自体は数分程度で、あっという間に終わりました。

⑤問診

続いて医師による問診です。

現在の体調や既往歴、服用中の薬、生活習慣などについて確認がありました。

今回は特別な病歴がなかったため短時間で終了しましたが、持病や気になる症状がある場合はここで詳しく相談できるようです。

また、人間ドックでは検査によって結果の伝え方が異なります。

血液検査やCT検査など多くの項目は、後日郵送される結果報告書で確認します。一方で、内視鏡検査のようにその場で確認できる検査は、異常があれば検査終了直後に医師から説明を受ける仕組みになっていました。

「何も言われなければ大きな異常はなかったのかな」と一つの目安になるため、受診する側としても安心できるシステムだと感じました。

⑥人生初の大腸内視鏡検査

今回の人間ドックで、胃カメラと並んで緊張していたのが大腸内視鏡検査でした。

大腸内視鏡は、お尻から細い内視鏡を挿入し、直腸から大腸の状態を直接観察する検査です。

大腸ポリープや大腸がん、炎症などを見つけることができ、早期発見・早期治療につながる非常に重要な検査と言われています。

今回私が受けたのは全大腸内視鏡ではなく、一部(直腸、S状結腸)を観察する検査でした。

検査前の腸内洗浄剤が想像以上だった

検査前には、お尻から少量の腸内洗浄剤を注入します。

その後、薬剤を腸内になじませるため3分間の砂時計が落ちるまで我慢するよう説明を受けました。

正直に言うと、この3分間が今回の人間ドックの中でも特につらかった場面の一つです。

薬が入るとすぐに強い便意が訪れ、「あと何分だろう…」と砂時計ばかり気になりました。

便座に座っていると余計につらく感じたため、多目的トイレで立ったまま身体に力を入れて何とか耐えました。

3分経過すると排便を済ませますが、お腹の中が一気に軽くなったような感覚になり、「これで検査の準備が整ったんだな」と実感しました。

内視鏡検査そのものは思っていたよりスムーズ

いよいよ内視鏡検査が始まります。

検査中は多少の違和感や腸が押されるような感覚はありましたが、想像していたほどの痛みはありませんでした。

人によっては空気を入れることでお腹の張りや違和感を強く感じることもあるようですが、私は十分耐えられる程度でした。

緊張はしていましたが、医師や看護師の方が適宜声を掛けてくださるので安心して受けることができました。

検査終了後にその場で結果説明

スコール金沢健診ステーションでは、大腸内視鏡で異常が見つかった場合は、検査終了後すぐに医師から説明があります。

逆に何も説明がなければ、大きな異常は認められなかったという一つの目安になるそうです。

今回は検査後に医師から声を掛けられ、約1mmの小さな大腸ポリープが見つかったことを説明していただきました。

幸いにも非常に小さいものでしたが、今回受けた検査は全大腸を観察する検査ではなかったため、改めて全大腸内視鏡検査を受けて欲しいと説明されました。検査は当検診ステーションで改めて受けることができますとのこと。

他の病院でもよいとのことですがその場で切除、検査ができるような大きい病院がオススメだと説明を受けました。

突然「ポリープがあります」と言われた時は少し驚きましたが、症状が出る前に見つかったことを考えると、人間ドックを受けて本当に良かったと感じました。

なお、大腸ポリープは食生活や運動習慣を改善することで新たな発生リスクや成長速度を抑えられる可能性はありますが、一度できたポリープそのものが自然になくなることは基本的にありません。

だからこそ、早いうちに発見し、必要に応じて切除することが何より重要なのだと実感しました。

次はいよいよ、今回最も緊張していた人生初の鼻から胃カメラです。麻酔の方法や検査中の様子、実際に感じた苦しさ、そして検査後の印象まで、率直な体験を詳しく紹介します。

⑦人生初の鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)

大腸内視鏡を終えた後、いよいよ今回の人間ドックで最も緊張していた胃カメラです。

「胃カメラは苦しい」という話は以前からよく耳にしていましたが、私は今回が人生で初めての胃カメラ。しかも口からではなく、鼻から挿入する経鼻内視鏡でした。

事前にいろいろ調べると、「口からより楽だった」という人もいれば、「結局どちらも苦しい」という意見もあり、不安と期待が入り混じった状態で検査室へ向かいました。

胃カメラは何を調べる検査?

胃カメラでは、食道・胃・十二指腸を直接観察することができます。

胃炎や胃潰瘍だけでなく、食道がんや胃がんなども早期の段階で発見できる可能性があるため、人間ドックでは非常に重要な検査の一つです。

特に胃がんは、初期にはほとんど自覚症状がないことも多く、「症状がないから大丈夫」とは言い切れません。

バリウム検査でもある程度の異常は見つけられますが、胃カメラは直接胃の粘膜を観察できるため、より詳しい検査が可能です。

検査前の準備

まず最初に、胃の中をきれいにする薬を飲みます。

その後、鼻の通りを良くする薬を点鼻し、数分待機。

続いて、少し粘り気のある局所麻酔薬を鼻から注入し鼻をすすります。

この麻酔は鼻だけではなく喉の奥まで流れていくため、飲み込んでも問題ないとの説明を受けました。

数分すると喉の感覚が少し鈍くなり、唾を飲み込んだ時の感覚も普段とは違います。

麻酔が効いてきたところで、細いチューブを鼻へ通し、カメラが問題なく通るかを確認します。

この時点では「思っていたより全然大丈夫かもしれない」という印象でした。

隣のおじさんは鼻からチューブが入らず口からの検査を余儀なくされていました。

口からだと喉の局所麻酔と鎮静剤(眠り薬)を併用して苦痛や嘔吐反射を和らげて検査するそうです。

検査室から看護師さんに肩を抱えられて出てくる受診者を見ましたが、これは鎮静剤の効果のだろう。ちなみにこの鎮静剤を使うとその日の車の運転はできません。

いよいよ胃カメラ開始

チューブを抜いた後、今度はいよいよ内視鏡本体を鼻から挿入します。

カメラの太さは鼻の穴とより少し細いくらい。

鼻から喉の手前までは意外なほどスムーズに進み、「これなら思っていたより楽かもしれない」と感じました。

しかし、本当に大変だったのはここからです。

食道へ入る狭い部分を通過する瞬間、思わず「オエッ」とえづいてしまいました。

2~3回ほどえづきましたが、「ここを越えれば楽になる」と自分に言い聞かせながら、呼吸を一定に保ち、身体の力を抜くことだけを意識しました。

緊張して身体に力が入ると余計につらく感じるそうなので、看護師さんの声掛けを聞きながら、できるだけ自然な呼吸を続けるよう心掛けました。

胃の中へ入ってからは、えづくことはほとんどありませんでしたが、異物感は続きます。

カメラは胃の中でしばらく止まり、医師が細かく観察していきます。

モニターには自分の胃の中が映し出されていましたが、思っていた以上にきれいで、「こんな風になっているんだ」と興味深く見ていました。

観察が終わると、ゆっくりとカメラを引き抜いて終了です。

終わってみた率直な感想

正直に言うと、決して「楽な検査」ではありません。

ただ、受診前に想像していたほどではなく、「思っていたより耐えられた」というのが率直な感想です。

個人的には、えづきや違和感よりも「力を抜いて一定の呼吸を続けること」が一番大切だと感じました。

もし今後アニサキスの除去や組織採取(生検)などで検査時間が長くなるようであれば、鎮静剤をお願いすることも選択肢の一つかなと思いました。

検査後は喉に麻酔が残っているため、しばらく飲食は禁止です。

喉の感覚が戻るまで少し違和感はありましたが、それ以外は特に問題ありませんでした。

胃カメラもその場で結果を教えてもらえる

大腸内視鏡と同様に、胃カメラも異常が見つかった場合は検査終了後すぐに医師から説明があります。

今回は検査後に特別な説明はなく、「大きな異常は認められなかったのだろう」と安心することができました。

一方、血液検査やCTなどの結果については、後日郵送される結果報告書で詳しく確認する流れになります。

⑧心電図検査

胃カメラを終えると、最後は心電図検査でした。

ベッドに仰向けになり、胸や手足に電極を装着して心臓の電気的な活動を記録します。

不整脈や狭心症、心筋梗塞の痕跡などがないかを確認するための検査で、痛みはまったくありません。

検査時間は数分程度で終了しました。

これで午前中の主な検査はすべて終了です。

人間ドックの楽しみでもあった昼食

午前中の検査を終えると、待ちに待った昼食です。

人間ドックというと、「検査だけを受けて帰る」というイメージを持っていましたが、スコール金沢健診ステーションでは、受診者向けに昼食が用意されています。

このサービスは一泊二日プランだけではなく、日帰りプランでも利用できるそうです。

午前中は検査が続き、胃カメラの影響でしばらく飲食もできなかったため、普段以上に食事がおいしく感じました。

栄養バランスも考えられた内容で、「健康を意識した食事とはこういうものか」と参考になる部分もありました。

普段の食生活を見直すきっかけにもなりそうです。

天然温泉で検査の疲れをリフレッシュ

昼食後は施設内の天然温泉へ。サウナも完備。

こちらも人間ドック受診者が利用できるサービスで、日帰りプランでも利用できます。

午前中は検査が続いて気を張っていたこともあり、温泉に入った瞬間に一気に力が抜けるような感覚がありました。

「健康を調べるだけではなく、身体を休める時間まで用意されている」という点は、この施設ならではの魅力だと感じます。

仕事や日常生活では、自分の身体をゆっくり労わる時間は意外と少ないものです。

人間ドックをきっかけに、健康だけでなく心身ともにリフレッシュできる時間になりました。

マッサージで身体の状態もチェック

続いて楽しみにしていたマッサージです。

ヘッドマッサージ・上半身・腰から下半身の3コース(20分コース)から選ぶことができ、私は腰から下半身をお願いしました。

施術は「痛気持ちいい」と感じる程度で、とても心地よい時間でした。

施術中に、「全体的に身体は柔らかいですが、太ももの裏(ハムストリング)が少し硬いですね」と教えていただきました。

確かにストレッチをしていてもその部分は硬さを感じることがあり、「やっぱりそうなんだ」と納得しました。

単に気持ちいいだけではなく、自分では気付きにくい身体の特徴を知ることができたのも収穫でした。

翌日の説明と提携ホテルへ

温泉とマッサージを終えると、この日のすべての検査が終了しました。

最後に翌日の糖負荷試験について説明を受けます。

  • 前日21時以降は食事をしないこと
  • 起床後は少量の水のみ
  • 朝の薬は飲まないこと(対象者)
  • 指定された時間までに来院すること

糖負荷試験は通常の健康診断では行われることが少ない検査なので、詳しい説明を受けられるのは安心でした。

説明を受けた後はいったん解散となり、施設1階のカフェ(スコール金沢 カフェ&バー)で夕食用のお弁当を受け取ります。

その後、提携しているビジネスホテルへ向かいました。

ホテルは豪華というより、「翌日の検査までゆっくり休むための宿泊施設」といった印象です。

部屋も必要十分な設備が整っており、一泊するにはまったく不自由ありませんでした。

夕食は受け取ったお弁当をいただきました。

この弁当もヘルシーだけどボリュームがあって満足でした。お昼に食べたランチと系統が似ていたのでランチも一回のカフェが提供しているのだろうと思った。

夕食後は、翌日の検査に備えて早めに休むことにしました。

ちなみに翌日の糖負荷試験があるので21時以降から試験までは絶食で水飲みとなります。

1日目を終えて感じたこと

人間ドックというと、「検査が多くて一日中大変」というイメージを持っていましたが、実際に受けてみるとスタッフの方々の案内が非常にスムーズで、思っていた以上に快適でした。

もちろん胃カメラや大腸内視鏡のように緊張する検査もありましたが、それぞれ丁寧に説明していただけたことで安心して受診することができました。

また、検査だけではなく、昼食や天然温泉、マッサージなどのサービスもあり、身体を労わる時間まで含めて人間ドックなのだと感じました。

今回、小さな大腸ポリープが見つかったこともあり、「症状がないから健康」とは限らないことを改めて実感しました。

自覚症状が出る前に異常へ気付くことが、人間ドックを受ける一番の価値なのだと思います。

2日目はいよいよ糖負荷試験

一泊二日の人間ドックも、いよいよ2日目です。

この日の検査は糖負荷試験(75g経口ブドウ糖負荷試験)のみでした。

前日に多くの検査を終えているため、2日目は検査着に着替えることもなく、基本的には私服で来院します。

ロッカーを利用することもできますが、荷物が少なければそのまま受付を済ませて検査へ向かう流れでした。

検査時間も比較的短いため、1日目とは違い落ち着いた雰囲気だったのが印象的です。

糖負荷試験とはどんな検査?

糖負荷試験は、糖尿病や境界型糖尿病、いわゆる「隠れ糖尿病」がないかを調べる検査です。

普段の健康診断では空腹時血糖やHbA1cを測定することが一般的ですが、それだけでは異常が見つからない場合があります。

糖負荷試験では、ブドウ糖を飲んだ後に血糖値やインスリンの変化を時間ごとに測定することで、身体が糖をどのように処理しているかを詳しく調べます。

つまり、「普段は正常だけれど、糖を摂取した時の反応に異常がある」という状態も発見できる可能性があります。

糖尿病は初期には自覚症状がほとんどないことも多く、早い段階で異常に気付くことができれば、食生活や運動習慣の改善によって進行を防げるケースも少なくありません。

検査前の注意事項

糖負荷試験を正確に行うためには、前日からいくつか守るべきルールがあります。

  • 前日の午後9時以降は食事をしない
  • 起床後は少量の水のみ
  • 朝の薬は服用しない(対象者のみ)
  • 検査前の飲食は控える

受付ではこれらの項目について一つずつ確認がありました。

検査結果に影響するため、前日の過ごし方も大切なのだと改めて感じました。

まずは最初の採血

受付を済ませると、最初に採血を行います。

この採血では、ブドウ糖を飲む前の血糖値やインスリンの状態を調べるための基準値を測定します。

採血が終わると、いよいよ糖負荷試験が始まります。

トレーランG液75gを飲む

採血後、渡されたのが「トレーランG液75g」という検査用の飲料です。

内容量は225ml。

名前だけ聞くと薬のような印象がありますが、実際にはブドウ糖を溶かした飲み物です。

味は炭酸の抜けたサイダーのような甘さで、とても飲みやすく感じました。

前日の午後9時から絶食し、朝も水しか飲んでいなかったため、身体に糖分が染み渡るような感覚がありました。

「もっと飲みにくいものを想像していた」というのが率直な感想で、私は特に苦痛を感じることなく飲み切ることができました。

ただし、短時間で飲み切る必要があるため、ゆっくり味わうというよりは決められた時間内に飲み終えることが大切になります。

飲んだ後は何を調べるの?

トレーランG液を飲み終えると、その後30分・60分・120分のタイミングで採血を行います。

ブドウ糖を摂取すると血糖値は一時的に上昇します。

健康な人であれば、膵臓からインスリンが適切に分泌され、血糖値は徐々に正常な状態へ戻っていきます。

しかし、糖尿病や境界型糖尿病では、この血糖値の上がり方や下がり方、インスリンの分泌量に異常が現れることがあります。

そのため、この検査では時間をかけて身体の反応を確認することが重要になります。

普段の健康診断では異常がない人でも、この検査で初めて糖代謝の異常が見つかることがあるため、「隠れ糖尿病」を発見するための有効な検査と言われています。

次はいよいよ30分後、60分後、120分後の採血です。採血回数の多さに驚きつつも、検査を受けながら感じた内容について紹介します。

30分・60分・120分後の採血

トレーランG液を飲み終えると、決められた時間ごとに採血を行います。

採血のタイミングは30分後、60分後、そして120分後の計3回です。

待ち時間は渡されたタイマー時計を持って施設内で過ごしますが、激しい運動や飲食は控える必要があります。正確な検査結果を得るためにも、できるだけ安静に過ごすことが大切です。

タイマーが鳴り採血室前に移動し待機していると他の採血待ちの人より優先されて名前を呼ばれます。

なんとなく申し訳ない気持ちはありますが、こちらはきちんと決められた時間に採血をしなければならないので仕方がない。

採血自体はいつもと変わりませんが、「あと何回採血があるのかな」と少し不思議な気分になりました。

思っていた以上に採血回数が多かった

糖負荷試験では最初の採血に加え、その後3回採血を行うため、この日だけで合計4回採血を受けることになります。

さらに前日の人間ドックでも採血を受けていたため、二日間合わせると腕には何か所も針を刺した跡が残りました。

採血は毎回複数本の採血管に血液を採取していたので、「意外とたくさん採るんだな」という印象でした。

私は特に気分が悪くなることはありませんでしたが、人によっては空腹の状態や採血が苦手なこともあり、少し疲れを感じる方もいるかもしれません。

普段から採血で気分が悪くなりやすい方は、事前にスタッフへ伝えておくと安心です。

スタッフから聞いた糖負荷試験の話

検査の合間に、糖負荷試験について説明を受けました。

印象に残ったのは、「通常の健康診断で血糖値に異常がなく、今回の糖負荷試験でも問題がなければ、毎年受ける必要性はそれほど高くありません」という話です。

もちろん、家族歴や生活習慣、体重の変化などによって受診の目安は変わりますが、異常がない人であれば定期的な健康診断を受けながら、必要に応じて糖負荷試験を追加するという考え方でも十分とのことでした。

一方で、もし糖負荷試験で異常が見つかったとしても、それは必ずしも糖尿病と診断されるという意味ではありません。

食生活や運動習慣を見直すことで改善が期待できる段階で見つかることも多く、「早めに分かったことが一番の収穫」と前向きに考えてほしいという説明も受けました。

症状が出てから気付くのではなく、自覚症状のない段階で身体の変化を知ることこそ、人間ドックの大きな価値なのだと改めて感じました。

すべての検査が終了

最後の採血を終えると、これで一泊二日の人間ドックはすべて終了です。

検査後は施設1階のカフェで昼食をいただきました。

昼食券を利用すれば、この日も天然温泉を利用することができます。

私は前日にゆっくり温泉を満喫していたこともあり、この日は昼食を食べてそのまま帰宅しました。

受付から最後までスタッフの対応は丁寧で、検査の案内も分かりやすく、初めての一泊二日人間ドックでも安心して受診することができました。

二日間を終えて

二日間の検査を終えて感じたことは、「思っていた以上に受けて良かった」という一言に尽きます。

もちろん、胃カメラや大腸内視鏡など緊張する検査もありましたが、それ以上に、自分の身体の状態を詳しく知ることができた安心感の方が大きく感じられました。

次は今回の人間ドックを通して感じたことを総まとめします。

実際に一番つらかった検査は何だったのか、大腸ポリープが見つかって考えたこと、人間ドックを受けるメリットやおすすめしたい人について、率直な感想を交えながら紹介します。

人間ドックで一番つらかった検査ランキング

二日間の人間ドックを終えて振り返ると、「思っていたより楽だった検査」と「想像以上につらかった検査」がはっきり分かれました。

もちろん感じ方には個人差がありますが、これから受診する方の参考になればと思い、私が実際に感じたランキングを紹介します。

第1位 鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)

一番緊張し、一番大変だったのは、やはり鼻からの胃カメラでした。

鼻から喉までは比較的スムーズに進みましたが、食道へ入る狭い部分を通過する時には何度かえづいてしまいました。

その瞬間だけは「早く終わってほしい」と思いましたが、看護師さんの声掛けを聞きながら呼吸を整え、身体の力を抜くことを意識すると、何とか乗り切ることができました。

胃の中に入ってしまえば、あとは違和感こそあるものの、耐えられないほどではありません。

実際に受けてみると、「もう二度と嫌だ」というほどではなく、必要であれば次回も受けられると思える程度でした。

ただし、組織採取(生検)やアニサキスの除去などで検査時間が長くなりそうな場合は、鎮静剤を使用するという選択肢も検討したいと感じました。

第2位 大腸内視鏡前の腸内洗浄剤

意外だったのは、大腸内視鏡そのものではなく、検査前の腸内洗浄剤が2番目につらかったことです。

薬剤を注入した後、「3分間そのまま我慢してください」と説明を受けましたが、この時間が本当に長く感じました。

便意はかなり強く、「あと何秒だろう」と時間ばかり気になっていました。

逆に言えば、この3分を乗り切ってしまえば、その後の内視鏡検査自体は思っていたほど苦痛ではありませんでした。

人によっては内視鏡中のお腹の張りや違和感が一番つらいと感じるかもしれませんが、私の場合は準備段階の方が印象に残っています。

その他の検査はどうだった?

採血、腹部エコー、CT、心電図、身体測定などは、特に苦痛を感じることはありませんでした。

糖負荷試験も採血回数は多かったものの、検査自体がつらいという印象はなく、落ち着いて受けることができました。

人によって苦手な検査は異なると思いますが、私の場合は「内視鏡関連」だけが少し頑張りどころだったという印象です。

小さな大腸ポリープが見つかって思ったこと

今回の人間ドックで、一番印象に残った出来事は約1mmの大腸ポリープが見つかったことでした。

もちろん、その場では少し驚きました。

しかし時間が経つにつれ、「症状が出る前に見つかって本当に良かった」という気持ちの方が強くなりました。

大腸ポリープは種類によって性質が異なりますが、中には将来的にがんへ進行する可能性があるものもあります。

だからこそ、症状が出てからではなく、自覚症状がない段階で発見できることに大きな意味があります。

今回は全大腸内視鏡ではなかったため、改めて詳しい検査を受ける必要がありますが、「見つかったから不幸」ではなく、「今見つかったから安心」と前向きに受け止めています。

一度できたポリープは自然にはなくならない

今回、大腸ポリープについて調べる中で知ったことがあります。

食生活の改善や適度な運動は、新たなポリープができるリスクを減らしたり、成長を抑えたりすることは期待できます。

しかし、一度できたポリープそのものが生活習慣の改善だけで自然に消えることは基本的にありません。

そのため、必要に応じて内視鏡で切除し、その後も定期的に経過を確認することが大切になります。

今回のように小さいうちに見つけることができれば、身体への負担も少なく対応できる可能性が高くなります。

早期発見・早期治療の大切さを実感

人間ドックを受けるまでは、「今は特に症状もないし、大丈夫だろう」とどこかで思っていました。

しかし実際には、自覚症状がなくても小さな異常が見つかることがあります。

今回の経験を通して、「元気だから受けなくていい」のではなく、「元気なうちだからこそ受ける価値がある」のだと実感しました。

最後は、人間ドックを受けて感じた総合的な感想や、どのような方におすすめしたいのか、スコール金沢健診ステーションの満足度も含めて記事を締めくくります。

人間ドックはどんな人におすすめ?

今回、一泊二日の人間ドックを受けてみて、「もっと早く受けていれば良かった」と感じました。

特に次のような方には、一度人間ドックを受けてみることをおすすめしたいと思います。

  • 30代・40代になり、一度しっかり身体を調べておきたい方
  • 会社の健康診断しか受けたことがない方
  • 生活習慣病が気になる方
  • ご家族にがんや糖尿病などの既往歴がある方
  • 自覚症状はないけれど健康状態を詳しく知りたい方

健康診断は健康状態を確認する大切な機会ですが、検査項目には限りがあります。

一方、人間ドックではCT検査や胃カメラ、大腸内視鏡、糖負荷試験など、より詳しい検査を受けられるため、健康診断だけでは見つけにくい異常が発見されることもあります。

スコール金沢健診ステーションの印象

今回利用したスコール金沢健診ステーションは、検査だけではなく、受診者が安心して過ごせる環境づくりにも力を入れていると感じました。

スタッフの皆さんは丁寧で、初めて受ける検査でもその都度分かりやすく説明してくださったため、不安を感じる場面はほとんどありませんでした。

施設内も清潔感があり、検査の待ち時間も比較的スムーズです。

さらに、昼食や天然温泉、マッサージなどのサービスが用意されているため、「検査を受けるだけの施設」という堅い印象はありませんでした。

一泊二日プランでは提携ビジネスホテルへの宿泊や夕食用のお弁当も含まれており、2日間を通して安心して過ごすことができました。

また、日帰りプランでも昼食・天然温泉・マッサージが利用できるとのことで、時間に余裕がない方でも満足度の高い人間ドックを受けられると思います。

今回受けて一番良かったこと

今回の人間ドックで一番良かったことは、「異常が見つかったこと」ではなく、「異常に気付くことができたこと」です。

約1mmの小さな大腸ポリープが見つかった時は驚きましたが、症状が出る前の段階で見つけることができたのは、人間ドックを受けたからこその結果でした。

もし受診していなければ、そのまま気付かずに過ごしていた可能性もあります。

もちろん、検査を受けること自体に不安を感じる方もいると思います。

私自身も胃カメラや大腸内視鏡には緊張しましたが、実際に受けてみると「思っていたより大丈夫だった」というのが率直な感想です。

多少の苦労はあっても、それ以上に安心を得られたことの方が大きな収穫でした。

これから受診する方へのアドバイス

  • 前日は十分な睡眠をとる
  • 検査前の食事制限や注意事項をしっかり守る
  • 胃カメラでは力を抜いてゆっくり呼吸することを意識する
  • 分からないことや不安なことは遠慮せずスタッフへ相談する
  • 検査結果に一喜一憂し過ぎず、今後の健康づくりに役立てる

人間ドックは病気を見つけるためだけではなく、自分の身体と向き合うきっかけになると感じました。

まとめ

今回、金沢市にあるスコール金沢健診ステーションで一泊二日の人間ドックを受けました。

腹部エコーやCT、胃カメラ、大腸内視鏡、糖負荷試験など、普段の健康診断では受ける機会の少ない検査を一通り体験することができ、自分の健康状態をより詳しく知る貴重な機会となりました。

胃カメラや大腸内視鏡には多少の大変さはありましたが、それ以上に「受けて良かった」と感じています。

今回見つかった小さな大腸ポリープについても、早い段階で気付けたからこそ、落ち着いて次の検査や治療につなげられます。

人間ドックは「体調が悪くなってから受けるもの」ではなく、「元気な今の状態を確認し、将来の安心につなげるためのもの」だと実感しました。

これから人間ドックを受けようか迷っている方や、スコール金沢健診ステーションを検討している方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼スコール金沢 健診ステーション公式サイトはこちら


関連リンク

■ スコール金沢 公式サイト

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