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大腸ポリープを切除してきました|人間ドックで見つかってから病理検査までの体験談

健康診断で肝臓の数値を指摘されていたことをきっかけに、1年間かけて生活改善に取り組みました。

その結果、肝臓の数値は改善。

「生活改善の効果は出ているみたいだけど、一度しっかりと体の状態を調べておきたい」

そう思ったことが、人間ドックを受けるきっかけでした。

ところが、人間ドックで思いがけないものが見つかりました。

S状結腸にポリープが1つ。

まったく自覚症状はありませんでした。

今回は、そのポリープをきっかけに全大腸内視鏡検査を受け、実際にポリープを1つ切除しました。

最終的な病理検査では「過形成ポリープ」と診断され、結果としては良性。

大きな問題はありませんでした。

この記事では、人間ドックでポリープが見つかってから、術前検査、前日の食事、腸洗浄、内視鏡検査、ポリープ切除、費用、そして病理検査の結果まで、実際に体験したことを記録していきます。


目次

人間ドックを受けようと思ったきっかけ

もともと定期健康診断で肝臓の数値を指摘されていました。

そこで1年間、食生活などを見直して生活改善。

すると、肝臓の数値は改善しました。

数値が良くなったこと自体は安心材料でしたが、

「一度くらい、しっかりと体の状態を調べておいた方がいいんじゃないか」

と思い、人間ドックを受けることにしました。

今回、人間ドックを受けたのは「スコール金沢健康ステーション人間ドックセンター」です。

そこで見つかったのが、S状結腸のポリープでした。

「ポリープが一つあります」

と言われたときは、正直、

「まさか自分に?」

という感じでした。

特にお腹の調子が悪いわけでもなく、何か症状があったわけでもありません。

それでも、ポリープは見つかりました。

そして医師から、

「一度、全大腸検査を受けてください」

と言われ、別の医院で再検査を受けることになりました。


手術の一週間前に術前検査

大腸ポリープの切除にあたっては、いきなり検査をするわけではありませんでした。

検査日の一週間以上前に術前検査を受けました。

今回はネットから術前検査と検査日の予約をしました。

術前検査では、

  • 人間ドックの結果などをクリニックに提出
  • 問診
  • 検査・処置についての説明

などを受けました。

術前検査自体は、それほど大掛かりなものではありません。

説明を受けて、この日は終了です。


大腸内視鏡検査の前日

そして検査前日。

ここから食事制限が始まります。

朝・昼・晩は検査食

この日は朝・昼・晩の3食すべて、大腸内視鏡専用の検査食を食べました。

今回食べたのは、

「ダルムスペースファイン」

という検査食です。

大腸内視鏡検査では、腸の中をきれいにしておく必要があります。

そのため、前日から普段の食事をやめ、専用の検査食で過ごします。

普段なら何も考えずに食べているものを、この日は「検査のための食事」として食べることになります。


21時に下剤を服用

21時になると、錠剤の下剤を服用します。

今回服用したのは、

  • マグミット錠(酸化マグネシウム250mg)2錠
  • ヨーデルS 80mg 2錠

合計4錠です。

21時以降は絶食。

ただし、水またはお茶などの水分は摂取してよいとのことでした。

この下剤を飲んだからといって、夜中に何度もトイレに起きるようなことはありませんでした。

そのため、前日の夜は普通に眠ることができました。


検査当日の朝|腸洗浄液を飲む

検査当日は、朝7時から腸洗浄液を飲み始めます。

使用したのは、

サルプレップ

という腸管洗浄剤です。

飲み方は、

  1. サルプレップ120mLを約10分かけて飲む
  2. 水またはお茶120mLを約10分かけて飲む
  3. さらに水またはお茶120mLを約10分かけて飲む

という流れ。

これで約30分が1セットです。

便が指定された状態になるまで繰り返します。

最低5セット、状態によっては最高8セットまで行うとのことでした。


そして始まる大量の排便

最初は普通の便です。

そこから、

固形状 → 下痢状 → カスが混じる → 透明でカスがない

というように、徐々に変わっていきます。

最終的には、

「透明で、カスがない」

状態が目標です。

自分の場合は、1セット目の2回目の水を飲んでいる途中から便意が来ました。

そして、4セット目の水を飲み始めた頃からかなりきれいになり、6回目の排便をした頃には透明になっていました。

5セット目が終わる頃には、合計9回ほど排便

これだけ出ると、

「さすがに体重もかなり減ったんじゃないか?」

と思いました。

しかし、前日から検査食しか食べていなかったこともあってか、体重は思ったほど変わっていませんでした。


絶食状態で病院へ

検査当日は手術が終わるまで絶食です。

水やお茶は飲めるので、脱水にならないようこまめに水分を取ります。

ただ、やはり何も食べていないので、病院へ向かう頃には、

「なんとなく力が入らない」

という感覚がありました。

少しぼーっとする感じもあります。

普段は何気なく食べている食事が、体を動かすエネルギーになっていることを実感しました。


病院で手術の準備

病院に到着すると、検査用の服に着替えます。

今回の手術着は、お尻の部分に穴が開いているタイプ

その後、点滴のラインを取って、移動式のベッドに横になり、検査を待ちました。

いよいよ大腸内視鏡検査です。


鎮痛剤を使うかどうかで少し迷う

実は、もともと検査前は鎮痛剤を使用しない予定でした。

ところが、検査前に看護師さんから説明を受けていると、

「痛い人は痛い」

という話を聞きました。

それを聞いて、

「やっぱり痛いのは嫌だな……」

と、ちょっと怖くなりました。

最終的には、鎮痛剤を使用することにしました。

結果から言うと、これは自分にとっては良かったと思っています。

鎮痛剤を使用すると、意識がなくなり、気が付いたときには検査が終わっていました。

検査中の痛みは全くありませんでした。

さらに、薬が切れた後も、肛門やお腹に違和感は特にありませんでした。

もちろん、鎮痛剤の効き方や検査時の感覚には個人差があると思います。


切除したポリープは1個

検査の結果、今回切除したポリープは1個でした。

おそらく、人間ドックで見つかったS状結腸のポリープだと思われます。

また、上行結腸、横行結腸、下行結腸には異常なし。

切除したポリープは、病理検査に出すことになりました。

検査後、先生からは、

「悪い顔をしていなかったから大丈夫だと思います」

という説明がありました。

ここで、

「悪い顔ってどんな顔なんだろう?」

と思ったのは自分だけでしょうか。

もちろん、見た目だけで確定診断ができるわけではありません。

最終的には病理検査の結果を待つことになります。


費用は21,200円

今回の検査・ポリープ切除にかかった費用は、

21,200円

でした。

事前に「3万円ほど持ってきてください」と言われていたので、思っていたより安く、

「ちょっと得した気分」

になりました。

もちろん、ポリープの数や処置内容などによって費用は変わると思います。

今回はポリープ1個だったので、この金額だったのかもしれません。


鎮静剤を使ったので運転は禁止

検査が終わった頃には、ふらつきもありませんでした。

正直、

「これなら運転できそうだな」

と思うくらい普通でした。

しかし、鎮静剤を使用しているため運転はできません。

この日は家族に迎えに来てもらいました。

自分では大丈夫だと思っていても、薬の影響が残っている可能性があります。

ここは自己判断せず、病院の指示に従う必要があります。


ポリープを切除した後の食事

ポリープを切除したということは、大腸の粘膜に傷ができているということです。

そのため、術後の食事にも注意が必要でした。

食事制限の期間は人によって異なり、2日間から7日間程度になるそうです。

自分の場合は、

「2日間は消化の良いものを食べてください」

とのことでした。

避けるように言われたのは、

  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • きのこ
  • 豆類
  • 五穀米
  • 玄米
  • アルコール
  • 辛いもの
  • 脂質の多いもの

など。

白ご飯や食パンは食べられます。

ただし、具材がたくさん入っているものなどはなるべく避けるという感じでした。

病院からは具体的なおすすめメニューも教えてもらいましたが、個人的には「何を食べるか」よりも「何を避けるか」を覚えておけば分かりやすいと思いました。

自分の中では、

「食物繊維の多いものなどは、排便の際に大腸に多少負担がかかるから避ける」

というイメージです。

もちろん、これはあくまで自分なりの理解なので、実際には医師から受けた指示を優先する必要があります。


検査当日から食べてもいいのが意外だった

個人的に意外だったのが、

ポリープを切除した当日から食事ができたこと。

です。

ポリープを切除したので、

「今日は何も食べられないんじゃないか」

と思っていました。

ところが、消化の良いものであれば当日から食べてよいとのこと。

もちろん何でも食べていいわけではありません。

切除した部分から出血する可能性もあるため、しばらくは食事内容に気を付ける必要があります。


約2週間後、病理検査の結果が出る

そして、検査から約2週間。

病理検査の結果が出ました。

診断は、

「過形成ポリープ」

でした。

最初にこの名前を聞いたときは、

「過形成って何?」

と思いました。

調べてみると、過形成ポリープは大腸にできるポリープの一種で、基本的には良性のものです。

すべてのポリープが将来的にがんになるわけではなく、過形成ポリープについては、場所や大きさなどによっては切除せず経過を見る場合もあるそうです。

今回については、すでに切除して病理検査まで行ったことで、

「良性のポリープだった」

と正式に確認できました。

これはかなり安心しました。

検査前は「もしかしたら悪いものだったらどうしよう」という気持ちも当然ありました。

だからこそ、病理検査の結果が良性だったと分かったときは、

「ちゃんと調べてもらってよかった」

というのが一番の感想です。


ただ、一つ気になったこと

ここで、今回の検査を受けていて少し気になったことがあります。

最初の人間ドックでは、

「S状結腸にポリープが1つある」

と指摘されました。

そして、その結果を持って別の医院で全大腸内視鏡検査を受けました。

そこで実際に見つかり、切除したのもポリープ1個でした。

当然、

「人間ドックで見つかったポリープと、今回切除したポリープは同じもの」

だと思います。

実際、内視鏡で見た医師もそう判断しているわけです。

ところが、医師から聞いた話で、少し考えさせられました。

本当に同じポリープだったかどうかは、100%断定できない。

ということです。

例えば、実際には2つのポリープが存在していたとして、

  • 人間ドックではAのポリープを見つけた
  • 今回の医院ではBのポリープを見つけた

という可能性も、理論上は否定できません。

もちろん、実際には同じポリープだった可能性が高いのでしょう。

でも、検査する医師が違えば、見え方や判断も変わる。

そう考えると、

「一度ポリープが見つかったから、それを取ったので終わり」

と単純に考えるのではなく、定期的に大腸の検査を受けることが大切なのだと感じました。


「ポリープの位置をもっと細かく伝えられないのかな」と思った

ここで個人的に思ったことがあります。

人間ドックで、

「S状結腸のこの位置から何cm進んだところにポリープがあります」

のように、もっと細かく位置を伝えることはできないのかな、と。

もちろん実際の検査では、そんなに単純な話ではないのでしょう。

腸はまっすぐではありませんし、検査時の状態によっても違います。

また、最初に検査した医師が「ここにあります」と伝えても、次の医師が同じ場所を見て確実に同じものだと判断できるとは限りません。

だからこそ、

「ポリープがあることは間違いないので、もう一度全体を確認しておきましょう」

という意味で、全大腸検査を勧められたのだろうと思います。

医師側からしても、「これが絶対に同じポリープです」と責任を持って断言することは難しいのでしょう。

実際に自分が患者側として経験してみると、検査する側にもいろいろな難しさがあるのだと感じました。


結局、今回は一件落着

最終的に、

人間ドックでポリープが見つかる

全大腸内視鏡検査を受ける

ポリープを1個切除

病理検査

過形成ポリープと判明

良性だったので安心

という結果になりました。

今回は大きな問題もなく、無事に一件落着です。

最初は「ポリープがある」と言われて少し不安になりましたが、結果的にはきちんと検査して、実際に切除して、病理検査まで受けたことで、

「何だったのか分からないまま放置するより、ちゃんと調べてよかった」

と思っています。


人間ドックを受けてみて思ったこと

今回、人間ドックを受けたきっかけは、もともと肝臓の数値をきちんと確認したかったからでした。

まさか、その人間ドックで大腸ポリープが見つかるとは思っていませんでした。

そして、ポリープが見つかったことで、全大腸内視鏡検査を受けることになりました。

検査前は、

「大腸内視鏡って大変そうだな」

というイメージもありました。

実際、前日の検査食、当日の大量の腸洗浄液、何度もトイレに行くことなど、楽な検査ではありません。

それでも、検査そのものについては鎮静剤を使用したこともあり、個人的にはほとんど苦痛を感じませんでした。

そして何より、最後に病理検査で**「過形成ポリープ」=良性**と分かったことで、安心することができました。

今回の経験で一番感じたのは、

「症状がないから大丈夫とは限らない」

ということ。

そして、

「見つかったものは、きちんと調べておく」

ことの大切さです。

今回はたまたま人間ドックで見つかりました。

もし人間ドックを受けていなかったら、このポリープの存在を知らないままだったかもしれません。

結果的には良性でしたが、見つかったものを放置せず、全大腸検査を受け、切除して、病理検査までしてもらったことで、

「自分の大腸に何があったのか」

を確認することができました。

これで今回の大腸ポリープについては、ひとまず一件落着です。

今後も定期的に検査を受けながら、自分の体の状態を確認していきたいと思います。

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